コクヨ、「COPY CORNER」を4月17日(水)オープン

5.5坪のファクトリー&プリンティングレーベル

印刷を通じて、多様なクリエイターと共に日用品の価値を再定義する新しい場が「ハラカド」に誕生

コクヨは、同社のインハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO(ヨハク デザイン スタジオ)」が、2024年4月17日(水)から新たに開業する東急プラザ原宿「ハラカド」内に、アイデアを出力し、日用品の新たな価値を提案する5.5坪のファクトリー+プリンティングレーベル「COPY CORNER(コピー・コーナー)」をオープン。

「COPY CORNER」は、印刷を中心としたファクトリーとショップの両機能を持ち、デザイナーをはじめとする作り手と、クリエイティブなものごとに関心を持つ人々を結ぶプラットフォームとなる場だといいます。「プリント/コピー/印刷」を単なる出力や商品生産のプロセスとしてではなく、作り手と使い手をダイレクトにつなぎ、アイデアと技術をブレンドすることで日用品の装いを「リ・カバー(カバーし直す+回復)」し、その価値を創造・再定義する活動や体験を提供するとしています。

また、さまざまなフィールドで活動するクリエイターとのコラボレーションを発信するレーベルとして、オリジナルプロダクトも展開するといいます。コンセプトは、「一片の紙が、アイデア次第でトランプに、ラベルに、ノートブックになるように、日々誰もがあたり前に手にする日用品は、装い次第で道具に、贈り物に、クリエイションの原点になる」。大量生産では難しいクリエイティブな視点を反映させた多様な商品群をプロデュースするとしています。

多くの人が行き交う原宿の街角、商業施設の一角、5.5坪のファクトリーでアイデアを出力し、企画、製造、販売まで行うといいます。訪れる人が使う人へ、使う人が伝える人へ、伝える人が作る人へと「プリント/コピー/印刷」を通じた新たな人との交わり方、日用品のこれからの価値を提案するとしています。

1.「COPY CORNER(コピー・コーナー))について

日用品をリ・カバーする5.5坪のファクトリー。「一片の紙がアイデア次第でトランプに、ラベルに、ノートブックになるように、日々誰もが当たり前に手にする日用品は、装い次第で道具に、贈り物に、クリエイションの原点になる」をコンセプトに、多様な視点をもつクリエイターとコラボレーションし、印刷を通じてアイデアを出力。装いをリ・カバー(カバーし直す+回復)することで日用品のこれからの価値を創造・再定義するといいます。

【詳細】
ショップ名:COPY CORNER (コピー・コーナー)
オープン日:2024年4月17日(水)
所在地:東京都渋谷区神宮前六丁目31番21号東急プラザ原宿「ハラカド」3階
店舗面積:5.5坪
営業時間:11:00~21:00

2.COPY CORNER デザインのポイント

(1)空間と場のデザイン ~コピー機をシンボルとした5.5坪のファクトリー~

事務室やまちのコンビニなど、身近な日常に存在するコピー機。誰もが使い手であると同時に作り手になれる場としてのコピーコーナーを着想に、商業施設内にありながら、さまざまなものを日々生産・直売するマイクロファクトリーとして空間を設計したといいます。コピー機(リソグラフプリンター)を囲むように、作業台とインク、紙などの素材や、オリジナルプロダクトが並ぶとしています。

(2)機能と関係性のデザイン ~ファクトリー+ショップ+レーベル=コミュニティ~

さまざまな視点を持つクリエイターとコラボレーションし、印刷を通じて多様な観点から日用品の価値を再定義するレーベル「COPY CORNER」としてアイデアを出力・発信していくといいます。毎日稼働するファクトリーでは印刷を通じた実験によって、クリエイティブなアイデアを次々に形にしていくとしています。レーベル、ファクトリー、ショップが一つの場を形成することで、作り手同士のインスピレーションや、使い手と作り手の価値観が交わる交差点のようなコミュニティとして機能する場を展開していくとしています。

(3)オリジナルプロダクト ~リ・カバーされた日用品~

パッケージやラベル、時計、パズル、キャンパスノートまで。日頃気に留めることのない形や色に目を向け、その意味やデザインの背景を考えてみることから日用品の装いをリ・カバー。印刷を通じて、クリエイターとコラボレーションすることから、すでに与えられた用途や機能、価値を再定義するオリジナルプロダクトを日々製造、販売するとしています。

【初回ラインアップ】
<COPY CORNER LABEL ORIGINAL>
 ・CAMPUS NOTEBOOK 全9種
  本体サイズ:セミB5 W179×H252/30枚
 ・CLOCK 全6種
  本体サイズ:Φ200mm・Φ250mm
  パッケージ:<φ200>H60×W225×D225 ・<φ250>H50×W260×D260
 ・PUZZLE 全6種
  本体サイズ:260mm×380mm/パッケージ:H50×W170×D145
 ・PAPER BOX(Maho Motoyama)全14種
  カラーアソート/パッケージ:W297×H420
 ・STICKER 数種類

<COPY CORNER LABEL SELECTION>
 ・SELECT STATIONERY 数種類

3.サービス

(1)プリントワークショップ/イベント

 ①ワークショップ
   手書きのイラストをもとに、2色のインクを使ったオリジナルのポストカードが作成できるといいます。
   ポストカードにはCOPY CORNERオリジナルのデザインも施され、その場で持ち帰ることができるとしています。

 ②マスタークラス
  リソグラフの基礎知識や操作方法を習得し、ご自身でデータ作成〜プリントまでの基礎的な工程をできるようになるクラス。
  1.5時間のクラスに、全2回参加。

(2)プリントサービス

 ①セルフプリント
  COPY CORNERをファクトリーとして1時間単位で予約し、リソグラフプリンターを使用できるといいます。
  オプションで、スタッフによる印刷サポートを受けることができるとしています。
  ※マスタークラス受講済の方が対象、Web予約制

(3)プロダクトの販売

 ①レーベルプロダクト
 ②コピーコーナーグッズ
  プリントに関連するセレクト商品
  クリエイター商品のセレクト販売

(4)デザイン&プリント受託

(5)公開制作/公開製造

4.レーベル

さまざまな視点を持つクリエイターとコラボレーションし、印刷を通じて多様な観点から日用品の価値を再定義するレーベル「COPY CORNER」としてアイデアを出力・発信していくとしています。

【参加クリエイター】

安里貴志、有本怜生、nico ito、王睿宇 Company 2、おおつきしゅうと、金井あき、小林千秋、佐々木拓、陳文亮 Company 2、永尾仁、藤田佳子、鳳崎 優和、前田麦、本山真帆、矢後直規、湯浅良介
(五十音順、敬称略)

【制作チームクレジット】

プロデュース:YOHAK DESIGN STUDIO(コクヨ株式会社)
企画:YOHAK DESIGN STUDIO、相樂 園香氏 、西山 萌氏
運営企画:コクヨ&パートナーズ株式会社
空間デザイン:YOHAK DESIGN STUDIO
アートディレクション&デザイン:YOHAK DESIGN STUDIO
テキスト:西山 萌氏
製造協力/テクニカルアドバイス:株式会社タカタレムノス、有限会社篠原紙工、株式会社やのまん 、コクヨKハート株式会社

「YOHAK DESIGN STUDIO(ヨハク デザイン スタジオ)」

空間、プロダクト、グラフィックなどの多様な専門領域を持ったクリエイターが在籍する、コクヨ株式会社のインハウス・デザインコレクティヴだといいます。「ものごとの価値を再定義し、新しい体験をデザインするコレクティヴ」をコンセプトに、オフィスや商業施設、プロダクトブランドなど領域を柔軟に横断したプロジェクト、東京・千駄ヶ谷のコクヨの直営店「THINK OF THINGS」のプロデュース・運営も手がけているとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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