イトーキ、「Refelt(リフェルト)」を2024年6月3日(月)から発売

リサイクルマテリアルを上質なデザインに仕上げたフェルトチェア

素材選定と製造プロセスの両面から環境負荷を低減。独自の成型技術を活かした曲線美とフェルトの質感で、オフィス内のワークスペース、ラウンジ、カフェエリアなど様々な空間を洗練された印象に演出

イトーキは、リサイクルマテリアルを原料に心地良い質感と上質なデザインで空間を演出するフェルトチェア「Refelt(リフェルト)」を2024年6月3日(月)より発売するといいます。
(同製品は企業様向けの製品で、一般向けの販売は現在予定していないとしています)

■「Refelt(リフェルト)」の特徴

独自の成型技術とプロダクトデザインで洗練された空間を演出

タスクチェアのデザインで培ったエルゴノミクスの知見を活かし、フェルト状のポリエステル繊維を独自の技術で3次元プレス成型することで座る人の身体を包み込むようなボリューム感のある3D背座シェルに仕上げたといいます。
脚フレームには椅子で一般的に使用されるものより細い直径12.7mmの高張力スチールパイプを採用。ミーティングチェアの製造で長年培ったパイプ曲げの技術によってシャープかつ剛性の高い軌道を描く脚フレームを構成し、背座シェルをまるで宙に浮かせるように軽やかに支持するとしています。
同社は、最近のオフィスでは、オフィスワーカーのコミュニケーションを誘発するカフェエリアやラウンジエリア、オープンイノベーションのためのコラボレーションエリアのニーズが拡大しているといいます。Refeltはその美しいシルエットと柔らかなフェルトの質感で、これらの空間を上質で洗練された印象に演出するとしています。

素材選定と製造プロセスの両面から環境負荷を低減

背座シェルには使用済みのペットボトルを回収、再資源化した繊維を約50%含むポリエステルフェルトを採用し、従来のプラスチックモールドによるチェアパーツと比べて製造エネルギーとCO2排出量を抑えたとしています。座クッションにも製造過程や製品使用後に発生するウレタン端材を粉砕し再成型したチップウレタンを採用しているとしています。

これらの製造プロセスは日本国内の近隣拠点のみで完結し、輸送エネルギーの低減にも寄与するとしています。

多様な空間を彩るバリエーションと仕上げ

ボディタイプはシェルチェア(4本脚、キャスター回転脚)とハイスツールの計3タイプ、フェルト背座シェルカラーにはライトグレーとダークグレーの2色をラインアップしているといいます。脚カラーはサテンブラックとライトグレーの塗装仕上げに加え、インテリアにさらに上質な印象をもたらす特別色カッパーと、アルミポリッシュ仕上げも選べるとしています。

■製品名「Refelt(リフェルト)」に込めた想い

“Re”には、「繰り返し」や「再び」を意味する接頭語“Re-”のほか、Recycle(リサイクル)、Refine(洗練する、磨きをかける)、Rebirth(生まれ変わる)の意味を含めているといいます。
“Refelt”には、これからの家具づくりにおいてサステナビリティの高いリサイクル”Felt”を高いデザイン性と掛け合わせることで、循環社会に貢献していきたいという想いを込めたとしています。

【製品の主な仕様】

名称 Refelt(リフェルト)
BODY TYPE
シェルチェア(4本脚、キャスター回転脚)、ハイスツール
サイズ、重量
シェルチェア(4本脚):W610mm×D590mm×H750mm、6.5kg
シェルチェア(キャスター回転脚):W610mm×D590mm×H750mm、9.3kg
ハイスツール:W520mm×D505mm×H875mm、6.0kg
カラー
背座:ライトグレー、ダークグレー
脚:サテンブラック、ライトグレー、カッパー(キャスター回転脚を除く)、アルミポリッシュ(キャスター回転脚のみ)
座クッション張地:カーボングレー、ホワイトグレー、Dark Grey(KnollTextiles)、Musk(KnollTextiles)
価格
シェルチェア(4本脚):154,000円~(税込)
シェルチェア(キャスター回転脚):176,000円~(税込)
ハイスツール:143,000円~(税込)

(画像はイトーキ様リリースより)

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