JOIFA、新オフィスをプレスに公開

プレス向け情報交換会を開催しJOIFAの近況発表と懇親会も実施

一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)は、同協会事務所をリニューアルし2024年1月から装いも新たに活動を行っています。
2024年3月7日にはプレス向け情報交換会を開催。オフィス見学会を行い、またJOIFAの近況などを発表。最後に懇親会も実施しました。

情報交換会開催の様子

JOIFA事務所リニューアルの概要

JOIFA事務所リニューアルの概要説明を日本オフィス家具協会専務理事の貫名英一氏と同協会事務局長の内田道一氏が行いました。

冒頭挨拶を行った貫名氏は今回のリニューアルに至った経緯や現在のJOIFAの勤務体制などについて述べました。

発表する貫名専務理事


同協会はコロナ期間中テレワークを採用。基本週2日事務所勤務で残りの3日は出社もしくは在宅の選択が可能だったといいます。新オフィスになってからは週3日事務所勤務でそれ以外は選択可能という勤務体系を実施しているとし、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方を実践しているとしてます。いまもWeb会議の利用率が高く、社内外の人とのコミュニケーションはそれを利用することが基本になっているといいます。事務所においてもすべてペーパーレスで、クラウド利用をし、事務所においても在宅においても同じ環境で仕事ができるものの、できる限り出社したくなるようなおもしろいオフィスをつくろうということでリニューアルを行ったとしています。

続いて内田氏が新オフィスについての具体的な説明を行いました。

説明する内田事務局長

リニューアル前のJOIFA事務所は2007年12月に現在地に開設されたといいます。以後、16年が経過し、設備機器の老朽化、Web会議やクラウド導入による働き方の変化に対応しにくくなり、これからの多様な働き方に対応するオフィスとして、会議室やAV機器を充実させ、より品質の高い情報を提供するためにリニューアルを実施したとしています。

JOIFAのミッション

オフィス市場の価値を高め、拡大する。
オフィスの魅力をすべてのステークホルダーに届ける。
会員が活き活きと活躍し、パフォーマンスを最大化する。

を確認した後、

オフィスリニューアルの目的

オフィスリニューアルの目的として


① 会員へのサービス向上
会員やステークホルダーのCoworkingの利用
会員同士の親睦
② ABWの採用とペーパーレスによる職員の働き方改革と生産性向上
③ Web会議、ウェビナー等に対するストレスフリーな設備環境とコミュニケーションの品質向上
を挙げました。

同協会によると、今回のリニューアルの目的としては、第1に会員へのサービス向上で、会員や会員以外のステークホルダーも多く来所するのでその人たちに対するサービス向上の一環として、コワーキングスペースを自由に使用してもらう、JOIFAに用があったついでに仕事もできる、地域的にもコワーキングスペースが少ないので、ゆっくりと落ち着いて仕事をしたい場合などにも是非使用してほしいといいます。また、せっかく来所したのなら会員同士の親睦も図ってほしいとして、夕刻以降、会議終了後など、カウンターを使用し、軽くアルコールなども交えての歓談などにも利用してほしいとしています。

Web会議、ウェビナー等に対しては、日本オフィス学会もサポートしている関係もあり、研究セミナーに代表される多くのウェビナーの開催にストレスフリーでセッティングが行えるよう、最新の機器を導入。コミュニケーションの品質向上ということで、視聴する方にもストレスなく視聴できる環境を整えたとしています。

オフィス機能

オフィス機能については以下のとおりだとしています。


コミュニケーションハブ(オープンカウンター


レセプション(会議、カンファレンス、スタジオ)


コワーキングスペース


ワークエリア(ABW)


Webブース


バックヤード(収納、作業)

工事概要

総面積:212㎡
入居人員:8名
工期:2023年11月13日(月)~12月末日
工事内容:家具備品、内装工事、設備工事(照明工事〈オールLED化〉・防災設備・電気工事〈バッテリーの併用〉、空調、給排水工事、通信工事、AV工事(最新AIカメラ導入等)

ABWにモバイルバッテリーを利用

天井にSHUREのマイクとBOSEのスピーカー

最新AIカメラとPanasonicのモニターを導入

オフィス観覧のツアーを実施

説明のあと実際にオフィス観覧のツアーを実施し、詳細な説明が行われました。

エントランスと壁画 廊下をJOIFA通りと命名

ディスプレイ&資料コーナー

エントランス内側

オープンカウンター

コワーキングスペースとレセプション

ワークエリア(ABW)

休憩時間にはパター練習もできます

JOIFA 最近の活動

次に同協会の最近の活動についての説明が行われました。
同協会は、昨年から新たにキャッチフレーズを
「自然とともに、社会とともに、明日のワークプレイスを考える」
にしたといいます。
また、直近の半年から1年くらいの間に特に注力してきたことに対して下記のように挙げ、それぞれ説明を行いました。

◆オルガテック東京

今年第3回目を迎えるオルガテック東京は、2024年5月29日(水)~31日(金)東京ビッグサイトで開催。3月7日現在で、出展予定者数は149社(昨年は127社)で最終的には150社を超える見込みだといいます。そのうち海外ブランドが67社だとしています。
昨年実施して好評だった第1日目と第2日目の17時以降に行われる「オルガテックナイト」を今年はさらにパワーアップするといいます。

◆JOIFAオフィスアワード

今年第2回を迎えるJOIFAオフィスアワードは現在審査中で、最終的に選ばれた企業がオルガテック東京2024で表彰されるとしています。

◆物流2024年問題、業界の自主行動計画

経済産業省から依頼され業界の自主行動計画のガイドラインを約半年かけて作成し提出。現在はその実証データを収集、検討しているといいます。(3月7日時点)

◆製品別CFP(カーボンフットプリント)算定ルール 対象製品:オフィス家具

昨作の春頃から作成をしはじめ、まもなく完成の予定だとしています。JOIFA会員だけでなく広く一般にも公開するとしています。

◆次世代リーダー育成プログラム(FLP)

第3回を5月に開校予定。現在会員から参加者を募集しているといいます(20社から1名ずつ)。

◆人材確保

東京都の外郭団体である公益財団法人東京しごと財団の「業界別人材確保オーダーメイド型支援事業」にJOIFAが当選。業界PRや加盟企業20社に無料で個別に採用のコンサルティングを行うなどとしていて、現在進行しているとしています。

◆改正クリーンウッド法協議会

◆経済産業省・公正取引委員会

「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」
これを守るためのガイドラインを作成中だとしています。

などについての説明が行われました。

懇親会を開催

その後、懇親会が開催されそれぞれ情報交換、親睦を深めました。

懇親会開催の様子

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