オカムラ、環境省「第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において「環境開示プログレス企業」に選定

オカムラは、環境省が主催する「第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において、開示の改善度合いが高くより一層の発展が期待される企業として「環境開示プログレス企業」に選定されたことを3月5日に発表しました。

同社によると「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、2019年にESG金融の普及・拡大に向けて環境省により創設された表彰制度だといいます。ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的な取り組み等を評価・表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的としていて、今回が5回目の開催だとしています。
「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するものだといいます。重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」「KPI」「ガバナンス」の開示充実度を、業種別特性も考慮して評価・選定されるとしています。「環境開示プログレス企業」は、今回から新設され、開示の改善度合いが高くより一層の発展が期待される企業を選定するものだとしています。

ーオカムラグループのサステナビリティの取り組みー

オカムラグループは「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、経営方針を原点に企業の社会的責任を果たしているといいます。ステークホルダーからの期待や社会の要請に対しグループ一体となって応えていくために、「人が活きる環境の創造」「従業員の働きがいの追求」「地球環境への取り組み」「責任ある企業活動」の4つの観点から経営の重要課題を特定。具体的な行動計画として各課題に対する中期目標およびKPIを設定し、取り組みを推進しているとしています。
「地球環境への取り組み」では、「気候変動問題への貢献とカーボンニュートラルの実現」「持続可能な自然資源の利用と保全」「サーキュラーエコノミーの推進」を重点課題として捉え、2050年の脱炭素社会実現に貢献する取り組みを積極的に進めているとしています。

ー「オカムラグループ Sustainability Report 2023」についてー

「オカムラグループ Sustainability Report 2023」は、オカムラグループが社会から信頼され愛される企業を目指し、事業活動を通じて企業の社会的責任を果たすことで社会課題の解決をしていく考え方をステークホルダーに伝えるとともに、意見を得、改善につなげるためのコミュニケー ションツールとして公開しているといいます。
レポートでは、オカムラのサステナビリティの考え方やさまざまな取り組みを紹介しているといいます。2019年に特定したサステナビリティ重点課題を、新中期経営計画の策定時期に合わせて2023年に見直し、経営の重要課題として位置付けたとしています。それに伴いサステナビリティ行動計画を見直し、各課題についての達成度を測るKPIを設定し、年度目標を立て て取り組みを展開しているといいます。データ集は、GRIガイドラインなどの各種ガイドラインを参考に、オカムラグループのESG(環境・社会・ガバナンス)に関連する詳細な情報をまとめているとしています。

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