イトーキ、名古屋オフィスが「ITOKI NAGOYA DELA」としてリニューアルオープン

名古屋らしさをアートで表現!人材獲得競争時代にヒトを惹きつけエンゲージメントを高める《 新たな働き方 "その先へ" に挑戦するオフィス。》

イトーキは、地方企業における人材確保と働き方改革の先進モデルとして名古屋オフィスを大規模リニューアルし、これまでの働き方をアップデートさせた最新のワークスタイルを実践・提案するワーキングショールーム「ITOKI NAGOYA DELA(イトーキ・ナゴヤ・デラ)」として1月29日(月)にオープンしました。

地方における人材不足の現状と魅力的な職場づくりの必要性

同社によると、地方が直面する人材不足は年々深刻化していて、リクルートワークス研究所「未来予測2040(※1)」によると2040年には全国で1,100万人余の労働供給が不足すると言われているといいます。なかでも愛知県における2040年の労働不足率は、人口の多い上位10県(東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉・千葉・兵庫・福岡・北海道・静岡)(※2)において3番目に高い結果となっており、地場企業は企業成長や競争力の根源となる地域内外の優秀な人材の獲得や定着を促すための魅力的な職場づくりが求められています。

(※1)リクルートワークス研究所「未来予測2040-労働供給制約社会がやってくる-」(2023)
(※2)総務省統計局 都道府県推計人口(2023)

リニューアルの目的と狙い

イトーキは『明日の「働く」を、デザインする。』をミッションステートメントに掲げ、あらゆる働く場において、常に新しいオフィスやワークスタイルを提案してきたといいます。名古屋オフィスは2020年まで固定席・フリーアドレスによる運用を行っていましたが、2021年に活動に応じて働く場所を自ら選択する「ABW(Activity Based Working)(※3)」を導入。社員の自己裁量を最大化し、ウェルビーイングなオフィスを目指してきたとしています。
昨年2023年には、ABW実践を検証するワークショップを社内で開催し、成果と課題を抽出。急速に移り変わる社会情勢に対応しながら変化できる働き方の実現、社員が生産性や幸福を実感しながら自然と足を運びたくなる「挑戦の場」「学びの場」「幸せを感じる場」の実現を目的に、この度大規模リニューアルを実施したといいます。
リニューアルプロジェクトにおける合言葉は "Try, Try, Try" 。社員一人ひとりがワークスタイルやワークプレイスの創り手として積極的に新しい働き方を試し、挑み、高め合うチャレンジカルチャーと一体感を創造するといいます。最先端のワークスタイルの導入と空間DXを通じて社員のエンゲージメント向上と生産性向上に繋げると共に、実践を通じた知見をもとに地域の顧客へ更なる付加価値提案を強化していくとしています。

(※3)オランダのワークスタイル変革コンサルティング企業 Veldhoen + Company の研究により作られた考え方で、イトーキは同企業とABWのビジネス展開について業務提携を結んでいるといいます

新オフィスの愛称は「DELA(デラ)」

DELAはフランス語の「DELA(=その先へ)」と「DESIGN(デザイン)」「LEARNING(学び)」「ART(アート)」の頭文字を組み合わせた造語だといいます。新オフィスコンセプト『新たな働き方「その先へ」に挑戦するオフィス。』を象徴する名称だとしています。また、名古屋の方言である「でら(凄い)」という意味も込められているとしています。

主な特徴

① 自由に、クイックに、ワークスタイルをアレンジできる "STUDIO" スペース

大通りに面したオフィス半分のエリアを、社員一人ひとりが主人公として自由に使えるスタジオのようなワークスペースにしたといいます。日常作業やミーティングに加え、顧客来館時やイベント時には可動式什器によりフレキシブルにレイアウト変更できる空間だといいます。同スペースには大型LEDディスプレイも設置し、プレゼンテーションや研修会などリアルオフィスならではの体験を可能にしているとしています。

② 働き方を革新する40種類以上の最新プロダクトを体感できるワーキングショールーム

同拠点はオフィス機能に加え顧客へ空間や製品を提案するショールーム機能も有していて、定番のオフィスチェア・テーブル・備品什器から、ハイブリッドワークに対応する空間DX製品、間仕切りの建材製品、海外ブランド製品まで、40種類以上の最新プロダクト及びソリューションを一挙に見ることができるといいます。特にテクノロジーを活用した空間DX製品は、リアルとオンラインを繋ぎハイブリッドワーク環境下でのコミュニケーションの快適性と質を高めるといいます。実際に社員自らが製品を使いながら働いているため、空間全体のコーディネートから実務での使用シーンまでイメージを持ちやすいショールームとなっているとしています。

③ 名古屋×イトーキらしさをあしらったオリジナルのオフィスアート

オフィス環境にアートを取り入れることで、知的で感性的な刺激を与え心理的ストレスを軽減し、クリエイティビティを最大化させる(※4)仕掛けを施しているとしています。出入口付近の壁一面に描かれている作品は名古屋出身福岡在住のアーティスト・ペインターであるWOK22氏によるもので、名古屋の市花「百合」がモチーフになっているといいます。タイトルは飛躍・成長・挑戦を示唆する "BEYOND" 。ありそうでなかった新発想の製品を世に送り出し新たなスタンダードを確立していく、というメッセージが込められているとしています。また、イトーキのロゴマークであるストロークフォルムを通じて上昇志向とオフィスワーカーの個性や多様性、力強さや団結力を表現しているとしています。

WOK22《BEYOND》2023

【WOK22氏プロフィール】

名古屋出身福岡在住のグラフィックアーティスト、ペインター。雲や触手のモチーフを好んで描き、自分の頭の中にあるポップでダークな部分を様々な手法で表現しているといいます。2023年 adidasからCAMPUS 00S WOK22をリリース。2021年のSoftbank HAWKSファイト!九州ユニフォームデザインや、STUSSY、Herschel、PARCO、adidas、ONE PIECEアートプロジェクトなどへアートワーク提供するなど活動は多岐にわたるといいます。コミッションワークのみならず、近年ではタイ、韓国、台湾、フィリピンなど国外での表現活動の幅を広げているとしています。

(※4)イトーキのグループ会社である「アートプレイス株式会社」は、アートによるプレイスメイキングを企業理念に掲げ、オフィスアート事業等を展開しているといいます

ITOKI NAGOYA DELAは、自社を「働く」環境投資の実証実験の場として発信し、Work Style Designを推進することで、人的資本の最大化に貢献していくとしています。

ITOKI NAGOYA DELA概要

名称 ITOKI NAGOYA DELA(イトーキ・ナゴヤ・デラ)
住所 〒460-0008 名古屋市中区栄4-15-32 日建住生ビル1F
面積 816平米(247坪)
所属人数 59名
見学可能時間 9:00~17:00 (完全予約制)

(画像はイトーキ様リリースより)

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