イトーキ、京橋オフィスを大規模リニューアルし、ラボ&ワーキングショールーム「CILK」を2月8日(木)にオープンitoki
"自分たちらしく創りあげる自由で創造的なラボ&ワーキングショールーム"としてコラボレーションを強化し、イノベーション加速へ
イトーキは、開発部門が主に拠点とする京橋オフィスを大規模リニューアルし、ラボ&ワーキングショールーム「CILK(シルク)」として2月8日(木)にオープンしたことを同日発表しました。今後、本拠点における部門間および外部パートナーとのコラボレーションを強化し、新しいイノベーション創出を加速していくとしています。
オフィスリニューアル背景
同社によると、同社の日本橋オフィス「ITOKI TOKYO XORK」は、2018年のオフィス移転以降、2022年と2023年に大規模リニューアルを実施し、従業員のエンゲージメントスコアが10ポイント以上上昇するなどの効果が表れてきているといいます。
今回、主に開発部門が拠点とする京橋オフィスにおいても、人的資本投資の一環として大規模リニューアルを実施し働き方を抜本的に変えていくことでエンゲージメントを向上させ、さらに生産性向上、売り上げ拡大、イノベーション創出にもつなげていくとしています。
OFFICE CONCEPT
Tech×Designによりイノベーションを加速する場所
「Co-Innovation Lab. Kyobashi」
新京橋オフィス「CILK」のコンセプトは「Co-Innovation Lab. Kyobashi」。
同社の強みである「Tech x Design」をもとに、"自分たちらしく創りあげる自由で創造的なラボ&ワーキングショールーム"としてデザインしたといいます。企画、デザイン、設計、品質保証、調達、デジタルトランスフォーメーション(DX)の各分野でコラボレーションするだけでなく、外部パートナーとのオープンイノベーションも加速していくことで、新たな価値創造拠点として機能していくとしています。さらに、新しいコンセプトやプロトタイプ、製品を社内で迅速に体験したり、ワーキングショールームとして開発者が直接顧客の声に触れることで、顧客ニーズをリアルタイムに捉えた開発につなげていくとしています。
主な特徴
新京橋オフィス「CILK」は、「エリア&スペース」「家具・ソリューション」「オフィスデータ」の3つの要素をミックスし、空間をデザインしているといいます。
「ワーキングスペース」「フォーカスエリア」「ラボエリア」「フレキシブルラウンジ」の4つのエリアは、成瀬・猪熊建築設計事務所を監修に迎えて再編集したオフィス家具ブランド「common furniture(コモンファニチャー)」を中心に設計。ニュートラルで無駄のないフォルムに多彩なオプションやカラーリングを持つ同ブランドで構成することで、自分たちらしく創りあげる自由で創造的な空間にデザインしているとしています。また、クローズドブース「アドセル」や、オープンスペースでも周囲に音が漏れづらいボックス型ソファ「Sound sofa」も設置し、拠点を超えたスムーズなコミュニケーションも実現するとしています。
さらに、IoTセンサーを活用した位置情報提供サービス「Workers Trail」と、個人と組織のパフォーマンスを分析するクラウド型サーベイシステム「Performance Trail」を導入。「Workers Trail」で収集したワーカーの位置情報、場所の予約状況、温湿度データ等と、「Performance Trail」で収集した個人と組織の心身のコンディションやパフォーマンスデータを総合的に分析し、短期的にオフィスの見直し・改善を実施。働き方の多様化・細分化に対応する最適なファシリティマネジメントを実現するとしています。
新オフィスの概要
名称 CILK(シルク)
住所 東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー 3階
従業員数 170名
見学可能時間 9:00~17:00 (完全予約制)
【関連製品・サービス】
・common furniture(コモンファニチャー)
common furnitureは、オフィスや工場や研究施設で長年使われてきたプロダクトを再編集した、家具からパーティションまで含むブランドだといいます。成瀬・猪熊建築設計事務所監修のもと、必要な機能と強度を具現化した、ニュートラルで無駄のないフォルム。そして、自由に空間を構築できる多彩なオプションやカラーリング。新しい時代の新しい働き方にふさわしい、普遍的かつ広がりのあるツールだとしています。
・sound sofa(サウンドソファ)
ハイブリッドワークにおけるオフィスのオープンエリアに最適なWeb会議用ボックス型ソファ。背面の指向性スピーカーによりWeb会議の音声を最適な範囲にコントロールし周囲への音漏れを抑えつつ座っている人にはクリアに聞こえるといいます。Web会議参加者と周囲のワーカー双方が快適に過ごせるとしています。
・Workers Trail
「Workers Trail」(ワーカーズ トレイル)位置情報提供サービスは、株式会社WHEREが提供する性能と信頼性の高いIoTセンサー「EXBeacon」と、それを活用した働き方支援アプリ「EXOffice」をベースに構成し、イトーキが提案する働き方に対する活動分析がしやすくなる機能を一部カスタマイズしたアプリケーションだといいます。 誰がどの場所にいるかが一目でわかる「ワーカーズマップ」や、会議室や座席を予約できる「ホテリング機能」、オフィスの滞在率や場所ごとの活用率などの「アクティビティ分析」の機能を備えているとしています。
・Performance Trail
Trail=ワーカーの「働き方の軌跡」を意味するといいます。 その軌跡から課題や生産性向上に導く「手がかり」を見つけ、 現場で活用できる明確な改善策まで提示するクラウド型のアンケートサービスだとしています。
(画像はイトーキ様リリースより)