オカムラ、3製品が米国「シカゴ・グッドデザイン賞 2023」を受賞
オカムラは、建材製品「Lives Post Beam(ライブス ポストビーム)」、シーティング「Spectra(スペクトラ)」、オフィスでの瞑想習慣をサポートする「マインドフルネスブース」が、米国の「シカゴ・グッドデザイン賞 2023」をFurnitureカテゴリーにおいて受賞したことを1月18日に発表しました。この賞は、The Chicago Athenaeum:Museum of Architecture and Design(シカゴ・アテナイオン建築・デザイン博物館)が主催しているデザイン賞だといいます。1950年の創設で世界のデザイン賞の中でも最も長い歴史があり、世界的に権威あるデザイン賞として評価されているとしています。
受賞製品の概要
■建材製品「Lives Post Beam(ライブス ポストビーム)」
「ライブス ポストビーム」は、支柱とビームからなるシンプルな構造により、大がかりな建築工事が不要で、オフィス内のルーム・イン・ルームとしてゆるやかに空間を仕切ることができるフレームシステムだといいます。ビームに設置できる多彩なパネルやアタッチメントにより、チームの拠点やコミュニケーションの場など、多様な空間を創出するとしています。パネルは、固定パネルと移動パネルをラインアップしていて、移動パネルはビーム下の走行レールで簡単に移動させることができチームの人数や目的に合わせて部屋の設えを簡単に変えることが可能だとしています。
同製品はこれまでに、ドイツ「German Design Award 2024」、2023年ドイツ「レッドドットデザイン賞」、「Best of NeoCon 2023」の「INNOVATION AWARD」と「BUSINESS IMPACT AWARD」、「HiP Awards 2023 at NeoCon」、「MetropolisLikes NeoCon Awards 2023」を受賞しています。
■シーティング「Spectra(スペクトラ)」
「スペクトラ」は、背面と座面が身体の動きに追従し誰もが快適に座ることができるユニバーサルデザインのオフィスチェアだといいます。新しいリクライニング機構「Active move(アクティブムーブ)」は、少し前傾した姿勢から後傾姿勢へのリクライニング機能と背座の左右へのベンディング機能により身体にフレキシブルに追従する動きを実現し、ワーカーを自然に支えるとしています。薄くコンパクトなメカニズムにしたことによるすっきりとしたシンプルなデザインは、あらゆる空間に調和するといいます。部品点数を削減したシンプルな構造で軽量化を実現し環境負荷の低減に配慮しているとしています。
同製品はこれまでに、ドイツ「Universal Design Award 2023」の「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と「UNIVERSAL CONSUMER」、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
■オフィスでの瞑想習慣をサポートする「マインドフルネスブース」
「マインドフルネスブース」は、柔らかい洗練されたデザインと、簡単に組み立てることができコンパクトに収納できる機能性を兼ね備えた、オフィス内でも瞑想に集中できる簡易ブースだといいます。パネル本体とベースは面ファスナーで連結しているため簡単に取り外しができ、未使用時は丸めて片付けることも可能だとしています。マインドフルネススツールと一緒に使用することで、瞑想や祈りの空間、休憩スペースとして利用することができるといいます。オフィスで瞑想がしやすい空間を容易に作り、働く人の心の健康をサポートするとしています。
「シカゴ・グッドデザイン賞」概要
「シカゴ・グッドデザイン賞」は、1950年から始まった、世界で最も長い歴史を持つ国際的に権威あるデザイン賞だといいます。米国 The Chicago Athenaeum:Museum of Architecture and Design(シカゴ・アテナイオン建築・デザイン博物館)主催。審査は革新的なデザイン、新技術、フォルム、素材、アーキテクチャ、コンセプト、機能、審美感などの面で専門の審査員によって審査されるとしています。
「シカゴ・グッドデザイン賞 2023」は、55以上の国々から過去最多の応募があったとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)