イトーキ、「ITOKI REUSABLE PAPER BAG」発表

運ぶ・整理する、ハイブリッドなペーパーバッグ

オフィスや自宅でファイルボックスとして再利用し、同社オリジナル手提げ袋のライフサイクルを向上

イトーキは、12月1日に顧客へカタログを届る際に活用中のペーパーバッグを、ファイルボックスにも再利用できるサステナブル仕様の「ITOKI REUSABLE PAPER BAG(イトーキ リユーザブル ペーパー バッグ)」にリデザインしたといいます。これにより、「運ぶ」だけでなく「整理する」機能が追加され、持ち手と本体が同一素材の一体型となったことで、分別をせずに紙のライフサイクルを向上させることが可能になるとしています。

背景

同社はビジョンステートメントに「人も活き活き、地球も生き生き」を掲げ、地球環境と人に配慮した製品・サービスおよび空間デザインを提供しているといいます。また、マテリアリティ(重要課題)においても「自然環境を守り、 資源循環を促進する」の重点テーマを掲げ、製品の「Eco(エコ)・プロダクト」化を推進していて、この度の取り組みはこの考え方の延長線上にあるとしています。

これまでの同社のペーパーバッグは環境配慮の点において、紙リサイクルは可能なものの、持ち手の素材がコットンであることから分別作業が必要だったといいます。今回のリデザインによって、持ち手と本体が同一素材の一体型となり、受け取る側での負担を軽減しながらリデュース・リユース・リサイクルの3Rへの貢献がかなう仕様となったとしています。

また、ファイルボックスとして再利用を促す観点から、情緒的な工夫も施しているといいます。本体色には、森を想起させる深みのあるグリーンを採用。リモートワークやハイブリッドワークが定着している現在※、居心地のよいオフィスや住宅を実現する木質素材を基調とした空間やグレーまたはシルバーを基調としたモダンな空間にも馴染みやすい色調だとしています。そのほか、マットシルバーの同社のコーポレートロゴを控えめな大きさで添えたことにより、ペーパーバッグを受け取る顧客の感性に訴えかけ、再利用を促しているとしています。

※同社「オフィス環境調査データ2023」より

ペーパーバッグの概要と想定される利用方法

【概要】

名称: ITOKI REUSABLE PAPER BAG
サイズ:横幅(W)340mm×高さ(H)300mm×マチ(D)80mm
色:PANTONE357
その他:持ち手が痛くなりにくい折りこみ式を採用、非売品

【想定される利用方法】

・同社から顧客へカタログを渡すための「運ぶ」ツールとして
・固定席の顧客がオフィスのデスクでカタログや書類を「整理する」ツールとして
・フリーアドレスの顧客がモノや書類、充電コード類をロッカーより「運ぶ」ツールとして
・ハイブリッドワークの顧客が自宅でカタログや書類、生活雑貨をキャビネットで「整理」するツールとして

同社はこれからもアイデアとデザインで、社会にとって、顧客にとって付加価値のあるプロダクトや空間を創出していくとしています。

(画像はイトーキ様リリースより)

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