ライオン事務器、2024 LION FAIRを開催
JIKKAN OFFICE-実感オフィス-(シン・コミュニケーション)テーマに
ライオン事務器は、12月4日から15日の平日10日間、『2024 LION FAIR』を開催しました。
テーマは『JIKKAN OFFICE-実感オフィス-(シン・コミュニケーション)』。
同社によると、心地よい刺激と新たな気づきをあたえてくれるオフィスでの会話は、仲間の存在と仕事のはかどりを“実感”できる重要なコミュニケーションであるといいます。
リラックスした雰囲気で会話のきっかけをつくるオープンスペース向けのソファーやチェアー、実物を見て触って意見を交わし、アイディアをまとめる工房のようなテイストのオフィスファニチュアなど、リアルなコミュニケーションの場としての「実感オフィス」を提案しました。
2024年新商品
2024年新商品は以下のとおりです。
●ワークショップファニチュア <LABORE(ラボレ)>
実物を見ながら仲間と意見や思いを交わし、新たなアイディアを生み出すことをイメージしたシリーズだといいます。工房のようなスタイルと落ちつきのある個性的なカラーリングが執務空間とは異なる雰囲気で、リアルなコミュニケーションへの切替えを促すとしています。チームでも、個人でも、それぞれの目的をかなえる作業空間が、クリエイティブワークの可能性を広げるといいます。テーブル、チェアー、シェルフに加え、即興的なコラボレーションを行うホワイトボード&ベンチをラインアップしており、自由自在な空間をつくる豊富なラインアップで一連のクリエイティブワークをサポートするとしています。
●<BOX BENCH(ボックスベンチ)>
ストレート型・コーナー型・エンド型のベンチを組み合わせることで、大人数でのプレゼンテーションやセミナー、リフレッシュ空間を演出するといいます。ノートPC・タブレットの充電に便利な電源コンセントや、防災用品などを収納できる座面下のスペースなど、機能面も充実。効率的かつ多目的なオープンスペースを創造するとしています。
●ユニットソファー <Andante(アンダンテ)>
やわらかな風合いと座り心地で、リラックス感のあるワークシーンをつくるソファーシリーズだといいます。複数のアイテムを組み合わせることで、ゆるやかなラインを描くレイアウトが可能。コミュニケーションやリチャージの空間として、執務エリアのそばにほっと一息つけるくつろぎのスペースを演出するとしています。
主なポイントとして、
① リラックスできる背クッション=適度なやわらかさで背中をやさしく受け止めるといいます。
② 適度な距離感=独立したクッションのデザインにより、隣同士に着席しても気詰まりにならない距離感が保てるとしています。
③ 回転仕様のテーブル天板=テーブル天板は360°回転仕様で、スムーズな立ち座りが可能だといいます。
④ PCワークに適したテーブル=A4サイズのノートPCを載せることができるテーブル。天板サイズ300×400㎜。
●カジュアルワークチェアー <Knopp(クノップ)>
シンプルなデザインと軽快なカラーリングで、リフレッシュやミーティング、ライトタスクワークなど、幅広いシーンに馴染むチェアーだといいます。
からだに沿うやわらかなラウンド形状の背もたれと厚みのある座面のクッションは、心地よい着座感をもたらすとしています。選べる脚種とカラーで空間を自在にコーディネートするとしています。
4本脚タイプ・キャスター付、4本脚タイプは、平積み4脚までスタッキングが可能だとしています。
●ミーティング用チェアー <Solte(ソルテ)>
カジュアルなテイストと統一感のあるカラーリングが幅広いシーンにマッチするミーティング用チェアーだといいます。背にフィットするラウンド形状と2層のクッション構造により、快適な座り心地を提供するとしています。座面クッションには、端材をリサイクルしたチップモールドウレタンを使用し、環境負荷の低減にも配慮しているとしています。また、ウレタンは軟・硬も2層構造になっていて座り心地にも配慮しているとしています。
●ワークチェアー <costra(コストラ)>
シルエットが際立つすっきりとした印象のワークチェアーだといいます。からだにフィットするラウンド形状のクッションが着座時の負担を軽減。操作はシンプルで、多くのワーカーに扱いやすい仕様だとしています。また、落ちついたカラーは様々なインテリアに調和するといいます。分別・再生素材の利用を推進したエコロジカルな設計だとしています。
機能特徴は以下のとおりです。
① スライド3WAYシンクロロッキング機構=背が座の傾斜スライドと連動しながら後傾するスライド3WAYシンクロロッキングを採用。大腿部への圧迫を軽減し快適なオフィスワークをサポートするといいます。(ハイタイプを除く)
② 背もたれのホールド感=背中にフィットするラウンド形状は、腰椎を支え、腰への負担を軽減するとしています。
③ すっきりとした印象のツートーン張りぐるみデザイン=背をツートーンで張りわけ、クッションの厚みを感じさせないすっきりとした印象だとしています。
背表・座:ブルー、ミモザ、アイボリー、オレンジ
背裏:ブラック
また、シート交換可能なロングライフ設計で、背座シートが破損した場合にシート部分だけを交換することができるとしています。
●フリーアドレスタイプテーブル <Lafino(ラフィーノ)>Ttype
天板と脚部に丸みを持たせたやわらかいデザインで、カジュアルなオープン空間にもマッチするフリーアドレスタイプのテーブルだといいます。角を大きく取ったエンド天板は、手軽なミーティングやソロワークスペースとして多目的に使用できるとしています。最長W8200mm・3連まで連結可能で、増員などによる拡張にも対応するとしています。
丸みを帯びた形状でワークテーブルとして柔らかさを感じるテーブルだとしています。
●ラウンジ用チェアー <LANTIS(ランティス)>
ワーカーをゆったりと包み、心地よく沈み込むキャンチレバー構造で優雅にくつろげるラウンジ用チェアーだといいます。フレームと張材のみで構成された無駄のないミニマルデザインで心地よい空間を提供するとしています。しなやかで耐久性のある張材は、製造時の環境負荷低減に貢献する素材を使用しているとしています。
●サークルフレームパーティション <CP-G>
ほどよい抜け感で圧迫感なく空間を仕切りつつ、オフィスにグリーンを取り入れられるサークル形状のパーティションだといいます。オフィスの雰囲気が適度に伝わり、奥行き感のあるWeb会議の背景としても活用できるとしています。キャスター付で簡単に移動でき、さまざまな場所で手軽に使用できるとしています。
その他多くの新商品を提案
エコノミーチェア「No.480series」
その他、
エコノミーチェア「No.480series」を提案しました。
同商品は、コンパクトサイズで使いやすいさわやかなカラーリングのオフィスチェアー。
特長は、省スペースに対応するコンパクト設計。サークルアームタイプとアームレスタイプの2タイプがあるといいます。
サークルアームタイプは、下肢空間が幅570㎜以上・高さ605㎜以上のデスクに収めることができるといいます。
アームレスタイプは、下肢空間が幅520㎜以上・高さ605㎜以上のデスクに収めることができるとしています。
「Neat」
また、「セットアップに時間がかかる」「相手の反応が分からない」「同時に話すと音が切れる」など、会議室でのオンライン会議の困りごとを解決するという「Neat」を提案。同システムは、「Neat board」「Neat bar」「Neat bar pro」「Neat frame」などのデバイスで構成。「teams」と「Zoom」がプリセットされていて、モニター画面は最大8分割まで可能だといいます。主な特長は、
① 会議の開始はタップするだけ、数秒
② 独自のAIカメラで一人ひとりをズームアップ、空気感まで伝わる
③ 互いの音が途切れず、部屋の奥にいる人の声も良く聞こえる。全員参加の自然なディスカッションができる、などハイブリッドな会議を快適にするとしています。
イワセミの取扱いを開始
さらに同社は、落合陽一氏が代表取締役CEOを務めるピクシーダストテクノロジーズ株式会社の提供する音響メタマテリアル技術に独自の吸音設計技術を使用することによって開発された吸音材「iwasemi(イワセミ)」の取扱いを開始するといいます。
同商品は、素材の選択自由度と加工自由度の高さが特徴だといいます。一般的な吸音材が、グラスウールなどの多孔質構造で、意匠性や強度が制限されるのに対し、同商品は共鳴構造を採用しているため、樹脂、金属、木材など様々な素材を用いて吸音材をつくることができるとしています。また、グラスウールなどの素材を用いた一般的な吸音材は、原理的に高音域に近づくにつれ吸音率が上がる性質をもちますが、イワセミは特定の周波数帯のみ吸音率が上がる性質で、低帯域から高帯域まで万遍なく高い吸音率を示す性質など、適用シーンに応じた柔軟な吸音周波数特性を実現することができるとしています。
「iwasemiRC‐α」「iwasemiSQ‐α」「iwasemiHX‐α」の3種類があるとしています。
参考出品商品も展示
また、参考出品としてデリカブース用の「防災ソファー、チェアー」、「フェルト製ラウンジ用チェアー」などを展示しました。
防災ソファー、チェアーは1月発売。ワーキングブースをより安心・安全に利用できる、防災製品認定品のソファー&チェアー。チェアーは「Spits(スピッツ)」の別張だといいます。
フェルト製ラウンジ用チェアーは、フェルト素材を取り入れたシックなテイストのラウンジ用チェアーだといいます。背座一体型のフェルトシェルには100%再生材を使用。環境負荷低減に配慮した製品だとしています。
(画像は一部ライオン事務器様より頂戴しました)