オカムラ、「編成樹脂網状構造体 座面クッション材(E-LOOPシリーズ)」が「2023年"超"モノづくり部品大賞」で「生活・社会課題ソリューション関連部品賞」を受賞

タスクシーティング「Contessa Ⅱ(コンテッサ セコンダ)」サーキュラーモデルの座面に使用されている100%リサイクル可能なクッション材

オカムラのタスクシーティング「Contessa Ⅱ(コンテッサ セコンダ)」サーキュラーモデルの座面に使用されている「編成樹脂網状構造体 座面クッション材(E-LOOPシリーズ)」が、「第20回/2023年"超"モノづくり部品大賞」において「生活・社会課題ソリューション関連部品賞」を受賞したことを12月13日に発表しました。
「編成樹脂網状構造体 座面クッション材(E-LOOPシリーズ)」は、オカムラ、帝人フロンティア株式会社、株式会社テクセット、株式会社エコ・ワールドの4社で共同開発した、100%リサイクル可能なポリエチレン製のクッション材だといいます。モールド成型と三次元の硬度調整により、座り心地の良い座面のカーブ形状とオカムラ独自の異硬度クッションの座り心地を実現しているとしています。環境への配慮とともに快適な座り心地を実現することが評価されたとしています。

ー受賞内容ー

■「編成樹脂網状構造体 座面クッション材(E-LOOPシリーズ)」について

「編成樹脂網状構造体 座面クッション材(E-LOOPシリーズ)」は、糸状のポリエチレン樹脂を組み込んだ三次元構造体「E-LOOP(イーループ)」でできた100%リサイクル可能なクッション材だといいます。粉砕して加工することで、原料として100%再利用ができ、再度「E-LOOP」として製造が可能だとしています。
従来の「E-LOOP」の製造で用いられている押出成形ではなく、モールド成形で製造することによって、オフィスチェアとして座り心地の良い座面のカーブ形状を実現しているといいます。また、樹脂の粗密を調整することにより三次元で硬度を変えることを可能にしたとしています。大腿部のあたる部分は柔らかく、臀部を支える部分は硬めにすることで、オカムラ独自の技術である異硬度クッションの座り心地を実現しているといいます。
環境への配慮とともに快適な座り心地を実現するとしています。

ー「"超"モノづくり部品大賞」概要ー

2023年で第20回となる「"超"モノづくり部品大賞」(主催:モノづくり日本会議、日刊工業新聞社)は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象にした顕彰制度だといいます。2003年に「モノづくり部品大賞」として創設、2008年から現名称となり「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」「環境・資源・エネルギー関連」「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」の6分野が表彰対象だとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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