オカムラ、「D&I AWARD 2023」において最高評価の「ベストワークプレイス」に3年連続で認定
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰
オカムラは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰する日本最大のアワード(同社)「D&I AWARD 2023」において、最高評価の「ベストワークプレイス」に3年連続で認定されたことを12月14日に発表しました。
「D&I AWARD 2023」は、日本で活動する応募企業のD&Iの取り組みを独自の指標で採点し、スコアに応じて認定を授与するといいます。D&Iの取り組みを「ダイバーシティスコア」で評価・採点、ダイバーシティスコアは「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの項目があり、各項目は「行動宣言」「教育/理解促進」「人事制度」「コミュニティ」「働き方」の5つの要素に細分化され、さらに要素ごとに4つの基準に分かれているとしています。5項目、5要素、4基準の合計100項目で、企業のD&Iの取り組みを幅広い尺度で評価するといいます。認定は、「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」の4つからスコアに応じて授与されるとしています。
オカムラが認定された「ベストワークプレイス」は、認定スコアが81~100点となっていて、「日本国内だけでなく世界的にも高い水準でD&I推進に取り組むD&I先進カンパニーで、D&Iの企業文化の醸成はもちろんのこと、社員一人ひとりがD&I推進を担う個として積極的に活動している。D&Iの理念は、サービスや事業、企業組織のあらゆる側面で反映され、社外にも波及させている。」とされているといいます。
オカムラは、3年連続で「ベストワークプレイス」に認定され、スコアは昨年の89点から90点に上がったとしています。
オカムラのD&Iに関する取り組み
オカムラは、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)方針」のもと、多様な人財が活躍できる制度や仕組みづくり、職場改善に取り組むとともに、一人ひとりの従業員が意識を変え行動しながら働ける環境を追求しているといいます。「多様性の受容」の考え方を基本に、さまざまな属性・価値観・発想を持つ人財を積極的に採用し、一人ひとりの従業員が働きやすく、十分に能力が発揮できる環境づくりに取り組むとともに、社会・文化の多様性や環境の変化に柔軟に対応できる企業文化の醸成に結びつけているとしています。
【取り組み例】
・DE&I関連相談窓口の設置
・子育てサポート企業「くるみん」認定
・女性活躍推進の優良企業「えるぼし」2段階目取得
・子育て支援「はぐくむプロジェクト」にて男性育休推進
・課長職以上の管理職全員を対象にイクボスセミナーを実施
・仕事と育児・介護の両立支援制度の充実
・女性活躍推進施策「Woman Leadership Program」研修(社内向け研修)の実施
・相互理解を目的とした車イス体験イベントの実施
・障がい・LGBTQに対応するオフィス提案コンテンツの作成(空間デザイナー向け)
・LGBTQ相談窓口専用メールの運用
・全従業員に対する「アンコンシャスバイアス」e-ラーニングの実施
・障がい者定着支援のためのヒアリング実施
・今後の参考や情報発信のために育児休職取得者へアンケートを実施
オカムラのサステナビリティ
オカムラグループは「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、経営方針を原点に企業の社会的責任を果たしているといいます。ステークホルダーからの期待や社会の要請に対しグループ一体となって応えていくために、「人が活きる環境の創造」「従業員の働きがいの追求」「地球環境への取り組み」「責任ある企業活動」の4つの観点から経営の重要課題を特定。具体的な行動計画として各課題に対する中期目標およびKPIを設定し、取り組みを推進しているとしています。
「従業員の働きがいの追求」では、健康と安全に配慮した職場づくりに努め、従業員一人ひとりの多様性を尊重した上で、それぞれが働きがいを感じ、互いに協力し、自己成長できる環境を目指すとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)