コクヨ、Fellowes Inc.とワークスペース・ウェルビーイングの事業におけるビジネス可能性の共同調査・研究に関する基本合意を締結
コクヨは、Fellowes Inc.と2023年12月6日(水)に同調査・研究に関する基本合意を締結したことを12月12日に発表しました。
また、コクヨはFellowes Inc.製品の日本における独占販売契約を締結。
また、この新たなパートナーシップにより、ワークスペース ウェルビーイング・ソリューションの市場ポテンシャルを共同で調査・研究するといいます。
今回のパートナーシップにより、コクヨは日本のワークスペース環境における生産性、快適性、Well-being向上に関する研究と理解を深めていくといいます。両社は市場の専門知識、洞察力、新たなトレンドに対する理解を共有し、ワークスタイルがますます多様化する中、進化するニーズとソリューションを研究していくとしています。
同社によると、昨今、健康経営の推進は、企業の生産性向上のみならず、社員を企業の財産ととらえる人的資本経営の実践においても重要な課題となっているといいます。働き方変革により在宅ワークや、シェアオフィスの活用など働く場所が多様化する中、心身の健康に対する課題も顕在化していて、社員が健康で活き活きと働ける環境をつくることが重要なテーマとなっているとしています。
コクヨとFellowes Inc.は両社が培ったノウハウ・製品を活用し、さらにエルゴノミクスに基づいた共同研究・開発を進め、2024年度中にワーカーの働き方や仕事に適切な姿勢をサポートし、首、肩、腰の負担軽減を実現する製品・サービスの提供開始を予定しているといいます。
コクヨは日本のワークプレイスに関する動向、働き方の多様化に伴う経営/従業員のニーズ変化など、日本市場で培ってきたノウハウをフェローズと共有し、日本のワークシーンにおけるWell-beingの在り方について研究を深めることを目指すとしています。
この協業には、世界の働く人の身体的Well-Beingの向上のためのマーケティングに関する意見交換も含まれ、本協業を通じて、相互理解と協力をさらに発展・深化させていくといいます。
Fellowes Inc.は、日本市場でのシェア拡大を促進するために、欧州と北米で成功している マーケティング手法や、従業員の健康に関するアセスメント・eラーニングのノウハウをコクヨと共有するとしています。
John Fellows, President of Fellowes Brands氏は次のように述べているといいます。「この2つの組織の専門知識を組み合わせることで、フェローズ製品の日本市場へのリーチが広がると同時に、”Work Life”を向上させ、インスピレーションを与えるソリューションを提供する新たな戦略を模索するパートナーシップを築くことができます。ソートリーダーシップを駆使して、日本市場向けに特化した包括的なワークスペース・ウェルビーイング・ソリューションの研究と導入の可能性を追求していきたいと考えています。」
Fellowes Inc.について
Fellowes, Inc.は1917年にイリノイ州シカゴでハリー・フェローズ氏によって設立され、シュレッダーに代表されるビジネスマシーンからワークスペース マネージメント/Well-being関連分野に至る幅広い製品を世界100ヵ国以上で販売しているグローバル企業だとしています。