コクヨ、Zenith社製サステナブル設計のチェアー2種の取り扱いを開始
カジュアルチェアー「jac.」とオフィスチェアー「Denn」
コクヨは、アジア・オセアニア地域で広く展開している家具メーカーZenith社のサステナブル設計のチェアー2商品、「jac.(ジャック)」と「Denn(デン)」の取り扱いを2024年1月中旬から開始するといいます。
商品の概要
同社は2022年にサステナブル経営指針を策定し、持続可能な社会の実現のためにさまざまな取り組みを行っているといいます。今回、取り扱いを開始するZenith社のチェアーはいずれも、環境負荷を低減することを目的としたサステナブルな視点で設計された商品だとしています。
カジュアルチェアー「jac.」は、サステナブルな家具の設計を多く手掛けてきたSchamburg + Alvisse(シャンブルク + アルヴィッセ)によるデザインだといいます。再生材や、同社が独自に仕入れた木材を使用し、1脚の販売につき1本の樹木を植林する取り組みを行っているとしています。
オフィスチェアー「Denn」は、樹脂・スチール・アルミの3種の素材について、再生材の使用率55.9%を実現したといいます。これは一般的なチェアーの3.5倍の再生材使用量だとしています。シンプルでオフィスになじむデザインは、世界的に有名なデザインスタジオ、Formway(フォームウェイ)が手掛けたとしています。
同社は、環境負荷を低減するサステナブルな設計のチェアーの取り扱いによって、持続可能な社会の実現に貢献するとしています。
発売日等
発売予定:2024年1月中旬
メーカー希望小売り価格(消費税抜):「Jac.」71,300円~、「Denn」85,400円~
Zinith社について
オーストラリアのニューサウスウェールズ州に本社を置くZenith社は1956年の創業で、現在ではオーストラリア、ニュージーランド、アジアに13か所のショールームを設け事業展開している家具メーカーだとしています。
カジュアルチェアー「jac.(ジャック)」の特徴
(1) 環境負荷を低減するサステナブル設計
背シェルには再生材を95%使用、脚部は同社が独自に仕入れた木材を使用しているといいます。チェアーの製造・輸送過程ではCO₂が排出されてしまいますが、1脚の販売につき1本の植林を行うことで、植林された樹木が排出量以上のCO₂を吸収することを見込んでいるとしています。商品の製造・販売過程を通して、生物多様性の保全に貢献するとしています。
(2) デザイン・バリエーション
1990年代からオーストラリアで持続可能な家具の分野における先駆的な取り組みを続けてきたSchamburg + Alvisse(シャンブルク + アルヴィッセ)によるデザインだといいます。座の高さはサイドタイプとスツールSH750タイプの2種類、背座カラーは5種類から選べるとしています。
オフィスチェアー「Denn(デン)」の特徴
(1) 環境負荷を低減するサステナブル設計
樹脂・スチール・アルミの3種の素材について55.9%という高い再生材の使用率となっているといいます。廃棄時には素材の94%を簡単に分解することでき、リサイクルが可能だとしています。背もたれには、海に漂うゴミ(海洋プラスティック)を回収して作られたオリジナルメッシュを採用しているとしています。
(2) デザイン・バリエーション
世界的に有名なニュージーランドのデザインスタジオ、Formway(フォームウェイ)がデザイン・設計を手掛けたといいます。オフィスになじむシンプルなデザインだとしています。肘のタイプは肘なしと可動肘の2種類、カラーも2種類から選べるとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)