《メタバース空間に最適化したデジタル家具》 オカムラ、「オカムラデジタルコレクション」の販売開始

オカムラのシーティング3種を3Dデータとして販売

オカムラは、メタバース空間に最適化したデジタル家具「オカムラデジタルコレクション」を2023年10月より創作の総合マーケットサイト「BOOTH」で販売開始することを10月26日に発表しました。
オカムラのタスクシーティング「Contessa Ⅱ(コンテッサ セコンダ)」、オフィスシーティング「Sabrina(サブリナ)」、ゲーミングファニチュア「STRIKER(ストライカー) SEATING」の3種を販売するといいます。3Dデータは、メタバースプラットフォーム上で購入者自身が制作するマイルームやバーチャルオフィスなどのさまざまな空間へ設置でき、購入者が独自のカスタマイズを施すことも可能だとしています。

※ピクシブ株式会社が運営する創作物が集まるマーケットプレイス

同社によると、メタバースはインターネット上に構築された3次元の仮想空間だといいます。メタバースのユーザーは、アバターと呼ばれる自分の分身を操作して空間内の移動や他のユーザーと交流をすることができるとしています。言語や距離、年齢、性別、身体的・精神的ハンディキャップに関係なく世界中のあらゆる人々が集い公平なコミュニケーションが可能だといいます。また、多くのメタバースプラットフォームでは、ワールドと呼ばれる多種多様な仮想空間をユーザーが自ら制作することができるとしています。仮想空間には、3D素材のインテリアを配置できるものの、データが軽く質の高い3D素材を自作するにはスキルと手間がかかり、購入するには市場に少ないのが現状だといいます。

「オカムラデジタルコレクション」は、製品の製造過程で使用する既存の緻密な3Dデータをメタバース空間に最適化し、データが軽く質の高いデジタル家具を実現したといいます。造形だけでなく、機能、オプション、カラーバリエーションなどの細部についても現実の製品を再現しているとしています。ユーザーは自身が制作するマイルームやバーチャルオフィス、共創空間などのさまざまな空間に3Dデータを設置したり、独自のカスタマイズを施したりすることが可能だとしています。

オカムラはDX戦略に基づき、先端のデジタル技術を積極的に活用しているといいます。メタバース空間を人が活きる環境と捉え、多様性のある環境づくりをサポートするとしています。今後は市場のニーズや提供価値を検証し、先端のデジタル技術を活用した新規ビジネスの創出を目指すとしています。

■想定される利用用途

・ユーザーがメタバースプラットフォーム上に制作するマイルーム、バーチャルオフィス、共創空間等への設置
・ユーザーが「オカムラデジタルコレクション」製品をもとに独自のカスタマイズを施しSNSに公開し、知人や友人、ファンとのコミュニケーションを創出するツールとして使用(再配布・販売は禁止)
・Vtuberが配信する際のスタジオ背景として使用
・漫画家やイラストレーターがオリジナル作品の背景3Dモデルとして使用

ー「オカムラデジタルコレクション」の特徴ー

■軽量かつ質の高い3Dデータ

製品の製造過程で使用する既存の緻密な3Dデータを活用し、メタバース空間に最適化したといいます。造形だけでなく、機能・オプション・カラーバリエーションなどの細部についても現実の製品を再現しているとしています。

■ラインアップ

「コンテッサ セコンダ」3Dデータ
タイプ:ハイバック、エクストラハイバック固定ヘッドレスト、エクストラハイバック可動ヘッドレスト
カラー:14色
価格(税込み):2,300円

「サブリナ」3Dデータ
タイプ:ハイバックタイプ、ヘッドレストタイプ
カラー:14色
価格(税込み):1,400円

「ストライカー シーティング」3Dデータ
カラー:3色
価格(税込み):860円

(画像はオカムラ様リリースより)

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