カリモク家具、2023新作家具発表会を開催

コンセプトは「ゆったり暮らす、すっきり暮らす」

カリモク家具は、2023 年 10 月 11 日(水)から、『ゆったり暮らす、すっきり暮らす』をコンセプトに同社ブランドの新作家具発表会を 3 会場で開催。
2023年10月18日(水)・19 日(木)の2日間には、新横浜ショールームで新作家具発表会を開催しました。

同社は、イエナカの暮らしが定着し、顧客はインテリアにより一層のこだわりを求めるようになったといいます。生活者の消費動向においても消費の二極化が顕著になり、家具インテリア業界に携わる同社にとっても付加価値経営が重要となっているとしています。このような状況を受け留め、今回の展示会では、顧客の暮らしに寄り添う提案をするべく、『「ゆったり」とした趣を感じる暮らし』や、『「すっきり」とした設えを実現する暮らし』を実現する魅力的な家具を用意したとしています。

『「ゆったり」とした趣を感じる暮らし』については、自分自身は存分にくつろぎたい。「少し贅沢」を感じる心地いい空間を作りたい。そんなインテリアへの憧れを実現するといいます。同テーマでは、「包み込まれるようにゆったり過ごす私の特等席」「パーソナルチェアで自分のくつろぎ時間を楽しむ」「上質なインテリアに囲まれて暮らす寛ぎ」というシーンを展開しました。

『「すっきり」とした設えを実現する暮らし』については、コンパクトな空間でもオシャレにしたい。効率よく収納したい。そんな暮らしを実現するシンプルでスタイリッシュな家具を提案したとし、「リビングで楽しむ私のカフェスタイル」「すっきり暮らしたい、憧れシンプルモダンインテリア」「ローバックチェアと円卓で空間の広がりをつくる」などのシーンを展開しました。

「包み込まれるようにゆったり過ごす私の特等席」

「包み込まれるようにゆったり過ごす私の特等席」では、ルーズな張り意匠と柔らかい座り心地のソファ「ZW/UW24」、使う場所を選ばない、穏やかなラインのサイドテーブル「TW0201」を展示。
「ZW/UW24」は、ふんわりしたやわらかいクッション、斜めにもたれかかったときの特別感、ごろんと横になった時の解放感。忙しい日々のちょっとしたひとときに、少しでもほっとくつろげる場所を。そんな想いでつくられたソファだといいます。
だらりと座りたくなる包容力を感じる豊かな座り心地だとしています。
脚は取り外しが可能。フロアライフにもおすすめのソファだといいます。脚取付時は、お掃除ロボットも使えるとしています。(脚下155㎜)

「ZW/UW24」


「TW0201」は、寛ぎながら自分に引き寄せて使いたくなる軽やかなサイドテーブル。曲線を取り入れた柔らかなデザインが特徴だといいます。
丸みのあるソファとの組み合わせがおすすめだといいます。ロータイプは、雑誌やノートPCを置ける広さ、ベッド横にもいいサイズだとしています。ハイタイプは、タブレットやグラスのちょい置きに。1人掛け椅子にバランスのいい高さだとしています。

「パーソナルチェアで自分のくつろぎ時間を楽しむ」

「パーソナルチェアで自分のくつろぎ時間を楽しむ」では、永くゆたかな暮らしに寄り添うパーソナルチェア「WW27」、自由なくつろぎスタイルを提供するというUU40モデルのデイベッドアイテム「UU4005」を展示。
「WW27」は、軽快さのあるフォルムと豊かな掛け心地のパーソナルチェア。パーソナルチェアを家に置くのなら、わたしだけの居場所にふさわしい存在になってほしい。そんな想いを込めて「永くゆたかな暮らしに寄り添う」要素を意匠に落とし込んだといいます。EIS認証を取得していて、コンパクトなサイズ感以上に広くゆったりとした座り心地が得られるとしています。自然と腕に沿うようなアームデザインや、カリモクの高い木工技術を活かした有機的な木部が特長だとしています。

「WW27」と「TW0201」


「UU4005」は、リラックスできるリビングでの大切な時間を、より自由に、より上質に、どこからも座れて、横にもなりやすく、背中越しでないから会話も楽しくなるというソファ。開放的で自由にくつろげるデイベッドスタイル。台形型のクッション(KU2002)を組み合わせて、ゆったり自分スタイルでくつろぐこともできるとしています。シートクッションの表装に弾力性に富んだ3Dネットを採用することで、快適な座り心地を実現しているといいます。また、脚を外しロータイプソファとしても使えるとしています。

「UU4005」

「上質なインテリアに囲まれて暮らす寛ぎ」

「上質なインテリアに囲まれて暮らす寛ぎ」では、「domani」ブランドの独自のデザイン性と座り心地のよさを併せ持った上質なダイニングチェア「CSA705」、どんな空間にもフィットするスタイリッシュなラウンドテーブル「DSA411」などを展示。
「CSA705」はドマーニ40周年の記念モデル。フレームとクッションを独立させたデザインとすることで、アーティスティックで抜け感のあるダイニング空間を演出するといいます。シート・モタレには、3Dネット等の複数のクッション素材を組む合わせ、身体への反撥の少ないノンプレッシャー構造を採用。一体型のシートは取り外して交換が可能。メンテナンスが楽にできるといいます。強度のあるオーク材を使い、精密な機械加工と職人の手で丁寧に仕上げることで、細見で滑らかなデザインを実現したとしています。

「CSA705」


「DSA411」は、適度な距離感と自由なレイアウトで、快適なコミュニケーション空間が作れるラウンドテーブルだといいます。ダイニングシーンだけでなく、サロンやレセプションルームなどにも使用できるとしています。木目を活かしたマットダークな塗装色「スモークドオーク色」は、天然素材のゆらぎにより、心安らぐ時を届けるとしています。各部の作り込みにこだわり、精緻な機械加工と職人の手で丁寧に仕上げることで、スタイリッシュなデザインを実現しているとしています。   

「すっきり暮らしたい、憧れシンプルモダンインテリア」

「すっきり暮らしたい、憧れシンプルモダンインテリア」では、コンパクトなサイズ性で、部屋に広々とした印象を与えるテレビボード「QW5107(BRICK)」などを展示。

「QW5107(BRICK)」


「QW5107」の特長は
① 広々暮らす=奥行の薄さ、直線的なデザイン、金属脚の抜け感のある足元なので、部屋がすっきりと広く見えるといいます。
② 脚を外して更にすっきり=脚を外してロースタイルでも使えるといいます。部屋が更にすっきりみえるとしています。
③ 素材を感じるデザイン=木と異素材のメラミン素材(天板)や金属(脚)を組み合わせることで、木の温もりを感じつつ、軽快ですっきりとしたデザインにしたとしています。
④ 天面すっきり=天板をよりすっきりと見せるために、配線フタを天板と同じメラミンで作ったといいます。フラットな見た目の天面が、メラミンの質感を際立たせるとしています。
⑤ 天板はキズに強いメラミン素材=天板には傷がつきにくく撥水性のあるメラミン素材を使用。小物や鉢植えなどのディスプレイが楽しめるとしています。

「リビングで楽しむ私のカフェスタイル」

「リビングで楽しむ私のカフェスタイル」では、リビング・ダイニング兼用のカフェスタイルにほどよいサイズのLDテーブル「DW4153」、行き場のない大きなものがしまえる、すっきり暮らすための収納提案Layfreeシリーズの「HW9738/9」などを展示。
「DW4153」は、食事や趣味・仕事などを、リビングのくつろぎを兼用して、部屋をもっと広く。リラックスできるソファやベンチなどと合わせるとちょうどいいサイズだとしています。高さは620ミリ650ミリの2通りを設定。椅子の組み合わせを用途に合わせて選べるとしています。天板下に中天板が付くとしています(ノンスリップ塗装)。

「DW4153」


「HW9738/9」は、部屋を選ばず、それぞれの収納計画に応えるLayfreeシリーズに追加した、大きなもの、毎日使う様々なものをまとめてしまえる「トールキャビネット」アイテム。アイロン台やミシンなどの少し大きな家事道具も、関連する細々した道具も、鍵盤ハーモニカやランドセルといった学校用品も、すっきりと収まるといいます。掃除道具やスーツケース、家電、趣味の道具など、大きくて置き場に困るものが収納できるとしています。ステンレス製フック・ドアポケット付きで、棚板は、奥行の深い・浅いサイズが各1枚付きだとしています。

「HW9738/9」

「ローバックチェアと円卓で空間の広がりをつくる」

「ローバックチェアと円卓で空間の広がりをつくる」では、限られたスペースにもちょうどいいコンパクトサイズの円型テーブル「DW4351」、空間をすっきり見せるローバックデザインもたれの丸みが心地よくフィットするというチェア「CW76」などを提案。
「DW4351」は、天板サイズは2サイズ。天板高さは700ミリと、食事や作業がしやすい高さになっているといいます。向かい合ったり、少し斜め合って座ったりと、使い方の幅が広い円形デザインで部屋の隅や窓際など、どこに置いても様になるとしています。スリムな脚デザインが印象的な円型テーブルで、脚の付け根や天板の面形状は、手で触れてみたくなるような滑らかな仕上がりだとしています。
「CW76」は、小さな空間でも伸び伸びと心地よく過ごせるようすっきりとしたシルエットで構成。アームから続くラインは身体を斜めに向けても優しくフィット。自由な姿勢でくつろぐことができるといいます。シートは、ボルトを緩めれば簡単に取り外しが可能でシートごと取り換えができるとしています(パーツ手配可能)。

ソファ「ZW47」や「MAST CHAIR」なども提案

その他、永く愛され続けたという「ZT47」をアップグレードしたソファ「ZW47」、コンパクトでありながら、身体を包み込んでくれるフィットする座り心地だという「MAST CHAIR(CB60)」、在宅ワークなど長時間座る人におすすめだという、EIS+認定モデルのデスクチェア「XT5840」、2023年度グッドデザイン賞を受賞した「クリアネルシリーズ」など、多数の製品を提案しました。

「ZW47」は、柔らかな曲線デザインで人気を得ていたというZT47モデルをベースに、座り心地、グレード感をアップデートした新モデルだといいます。座り心地の追求から生まれたモールドウレタン「クラウドフォーム」を採用。異なる硬さのウレタンを一体成形させ身体のフィット感と耐久性を高めているとしています。また、腰部にボリュームを持たせ腰あたり感を高めたといいます。本革に馴染み、見た目のアクセントにもなる太糸での縫製を採用しているとしています。

「ZW47」

「MAST CHAIR」は、小林幹也氏のデザイン。特徴は、風になびいたような柔らかいフォルムの背もたれとその背を支える細い支柱だといいます。その支柱が帆船の帆を立てるための柱に見えることから“MAST(マスト)”と名づけられたとしています。身体を預ける家具は「身体の延長」というデザイナーの考えのもと、背もたれや座面の形状を身体にフィットするように吟味しているとしています。

「MAST CHAIR」

「XT5840」は、身体への最適なサポートに加え、脳波・脈波測定を取り入れた進化した座り心地だといいます。副交感神経に働きかけ、エネルギー消費量の軽減と蓄積疲労を解消するとしています。

「XT5840」

特長は、
① 身体全体をサポートするハイバック仕様=すっきりしたフォルムのハイバックタイプ。ヘッドレストが頭までしっかりサポート。長時間のデスクワークでも疲れにくく、身体全体を支えるといいます。
② 特殊なロッキング機能が生むくつろぎ=人間工学から考え出された「ノープレッシャーサスペンション機構」を採用。背もたれだけが独立して動くため安心感があり、豊かなくつろぎを提供するとしています。
③ 長時間座っても疲れにくいシート構造=カリモク独自の座り心地研究から生まれたこだわりのクッション構造により、すぐれた体圧分散性を実現したといいます。シートの適度な傾斜とノンプレッシャー構造がおしりの前滑りを軽減するとしています。

「クリアネルシリーズ」は、学習家具製造で培ったマーケティング力・技術力をもとに高精度な機械加工と職人の緻密な手仕事から生まれ、テレワーカーに向けて 2022年10 月に発売されたといいます。

「クリアネルシリーズ」


さまざまなインテリアコーディネートニーズに対応するよう、シンプルで木質感にこだわった仕上がりとしつつも、木と異素材のスチールパネルとを組み合わせることでスッキリとしたデザインになっているとしています。
同製品の大きな特徴は、背面のスチール製パネルに、オプションのトレイの他に市販されているマグネット商品を利用し、自由にパネル面を活用できることだといいます。パネルの取り付け位置は前後の2か所から選べ、後ろに組み付けた際にはパネルとデスクの間にできる溝にコンセントタップを設置できるというユニークな機能を持っていて、机上をすっきりと使うことができるとしています。発売当初からさらにシリーズアイテムやカラーも増え、大人のワークスペースだけでなく子どもの学習スペースなど、幅広いシーンに向けた提案が可能になっているとしています。

ディーラー・プレス向け新作発表会 開催概要

会場 本社ショールーム
日程 2023 年 10 月 11 日(水)・12 日(木)
時間 午前 10 時から午後 5 時

会場 新横浜ショールーム
日程 2023 年 10 月 18 日(水)・19 日(木)
時間 午前 10 時から午後 5 時

会場 神戸ショールーム
日程 2023 年 10 月 25 日(水)・26 日(木)
時間 午前 10 時から午後 5 時

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