コクヨ、インテリアデザインを手掛けた2施設が「第57回日本サインデザイン賞 銀賞」を受賞

「INFORIUM 豊洲イノベーションセンター」と「Innovation Center MIZUNO ENGINE」が

コクヨは、当社がインテリアデザインを手がけた2施設が、日本で唯一のサインデザインを対象としたデザイン賞である「日本サインデザイン賞」において、「日本サインデザイン銀賞」を受賞したことを10月5日に発表しました。

(左から)株式会社NTTデータグループの「INFORIUM 豊洲イノベーションセンター」、
ミズノ株式会社の「Innovation Center MIZUNO ENGINE」

公益社団法人日本サインデザイン協会(以下SDA)が主催する「日本サインデザイン賞(通称SDA賞)」は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発を図ることを目的として、1966年以来続けられてきた日本で唯一のサインデザインを対象とした顕彰事業だといいます。
今回、同社がインテリアデザインを手掛けた株式会社NTTデータグループの「INFORIUM 豊洲イノベーションセンター」、ミズノ株式会社の「Innovation Center MIZUNO ENGINE」の2施設が、同賞において「日本サインデザイン銀賞」を受賞したとしています。

■受賞内容:第57回日本サインデザイン賞 日本サインデザイン銀賞
■受賞対象:INFORIUM 豊洲イノベーションセンター、Innovation Center MIZUNO ENGINE

受賞施設の概要

「INFORIUM 豊洲イノベーションセンター」

企業名: 株式会社NTTデータグループ
所在地: 東京都江東区豊洲3丁目3−3 豊洲センタービル10F
竣工日: 2022年7月1日
設計担当: コクヨ株式会社 小林智行氏、花田陽一氏
施設概要:
ビジネス変革や社会課題解決を目指す、INFORIUM豊洲イノベーションセンター。ハイブリッドな働き方が浸透したことを背景に、技術展示中心の場からリアルとデジタルが融合した多目的な共創の場へとアップデートすることが求められたといいます。空間には、デジタルテクノロジーを駆使したデザインとインタラクティブなコンテンツが同居するとしています。デザインのキーエレメントは、企業のVIの一つである「イノベーションカーブ」。独自のアルゴリズムによって生成した3Dデータを基に、3軸CNC加工機で国産材を加工。同様のアルゴリズムをガラスフィルムにも展開し、半自動的に図柄と透過性を制御したといいます。デジタルコンテンツの各データはノードとして表現され、これらが有機的につながったビジュアルは、企業の目指す情報と人の「つながり」を表しているとしています。

「Innovation Center MIZUNO ENGINE」

企業名: ミズノ株式会社
所在地: 大阪市住之江区南港北1丁目12番35号
竣工日: 2022年11月8日
設計担当: コクヨ株式会社 大西 理人氏、嶋﨑 迅氏、藤岡 尚子氏
施設概要:
MIZUNO ENGINEは、特殊な設備を結集して研究開発のスピードアップを図り、そして多様なパートナーとの共創を推進していくための新たなイノベーションセンターだといいます。デザインコンセプトは「NEWEST FUN 楽しさを、すべての起点に」。スポーツの起源は遊びであった、という説にヒントを得たとしています。施設内には、「楽しさ」をきっかけに行動や交流を促す仕掛けを随所に配置。また空間のベースカラーをモノトーンにすることで、人の動きや、製品の存在感を際立たせる狙いも。中でもサイン計画においては、ブランドロゴ「ランバード」に着想を得た独特な矢印をキーにデザインを構築。遊び心が感じられる多彩なアイコンと、壁や柱、床など空間を横断するようなサイン展開により、ミズノのスポーツらしさを視覚的かつ感覚的に伝えることを狙っているとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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