《事業所の使用済みクリヤーホルダー回収・再資源化》 カウネット、「カウネットLoopla(ループラ)」のサービスを開始

プラスチック資源リサイクルを目指し

カウネットは2023年9月20日(水)から法人向けにプラスチック資源リサイクルを目指した「カウネットLoopla(ループラ)」のサービスを開始。

■「カウネットLoopla(ループラ)」を開始した背景と目的

カウネットでは、テクノロジーとクリエイティビティで、全ての働く人に価値ある体験を生み出す取り組みを推進しているといいます。循環型社会の実現に向けては、サプライチェーン全体で、省資源・廃棄物削減の推進、サーキュラーを考えた商品やサービスの提供を加速していて、地球環境への責任を果たし、顧客や社会から継続して支持されるサステナブル経営を目指しているとしています。
同社によると、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」により、プラスチック製品の削減が求められる中、オフィスで使用頻度が高く、1度使用されて捨てられることが多いクリヤーホルダーの再資源化に注目が集まっているといいます。カウネットは事業所向け通販においてクリヤーホルダーを多く販売してきたことから、「販売事業者としての責任」を果たすべくクリヤーホルダーの再資源化に挑戦することで、プラスチック製品の廃棄を削減し、持続的な循環型社会の形成に貢献したいと考え、同サービスを企画したとしています。
同サービスの目的は以下二点だとしています。

・回収した製品を再生することにより、廃プラスチックの用途の多様化に貢献する
・オフィス等の事業所におけるリサイクル活動を支援することで、ワーカーの環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた資源循環のムーブメントを醸成する

■リサイクルサービス 「カウネットLoopla(ループラ)」の概要

同サービスは事業者(自治体・個人含む)から使用済みクリヤーホルダーを回収し、提供された使用済みクリヤーホルダーをプラスチック製品の原料として再資源化を行うといいます。使用済みクリヤーホルダーは事業者から有償で譲渡を受け、譲渡対価は支払いに代えて同社指定の環境団体へ寄付するとしています。また、リサイクルによって製品化した商品の販売については2024年2月に開始予定だとしています。

サービス開始日:2023年9月20日(水)
サービス対象:カウネットのサービスに登録している事業者様
サービス対象エリア:東京23区・札幌市・名古屋市・大阪市・福岡市
          ※順次対象エリアを拡大予定だとしています
サービス利用料:なし
クリヤーホルダー回収方法:配送員が事業所まで引き取り
サービスお申し込み方法:サービス紹介ページから参加登録をした上で、注文商品の届け時に配送員に声掛け、またはメール、電話で回収依頼可能

■「カウネットLoopla(ループラ)」実証実験参加企業の声

同サービスを開始する前に2023年5月から8月にかけて実証実験を実施したといいます。
以下は実証実験に参加したトランスコスモス株式会社からのコメントだとしています。 

トランスコスモスは、2023年度より「CO2排出量の削減」を全社のゴールに設定し、環境活動への取り組みを強化しています。
地球環境保全のためには、無駄をなくし、限られた資源を再活用することも大切な一歩だと考えており、今回「カウネットLoopla」へ参加させて頂くことが環境への意識を高めるためのきっかけづくりになると考えています。
今後、どれくらいのCO2削減によって作られた製品なのかが見えるようになれば、よりサステナブルを意識した製品選びにもつながると感じており、この取り組みの更なる拡大と発展に期待しています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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