カリモク家具、「HOKKAIDO WOOD COLLECTION」を都内で開催

「環る(めぐる)」をテーマに国産材利用拡大を継続推進

カリモク家具は、2023 年 9 月 30 日(土)から 12月 26 日(火)まで、同社お台場ショールームで、HOKKAIDO WOOD(北海道産木材を使用した製品)を使用した家具を、モデル限定・数量限定で企画展示し、国産材の利用拡大を図るといいます。
地産地消を目的とし同社札幌ショールームで開催された同イベント、小牧ショールームで開催中の岐阜県産材ナラの利用促進を目的とした「GIFU WOOD COLLECTION(2023 年 10 月 1 日(日)まで開催)」に続く第三弾として、日本全国さまざまな出身地のユーザーが住み、集まる都内にて本イベントを開催し、国産材利用の取り組みに関心や理解をひろめていくとしています。

同社によると、北海道内での道産木材自給率 66%中、その多くが建築に使用される針葉樹であり、家具用途などに使用できる広葉樹の割合はわずか4%に留まっているといいます(※1)。広葉樹は昔から、森の水源涵養機能や、果実を実らせ様々な動物の営みを支えるなど、森の生態系を維持するために大きな役割を担ってきたとしています。一方、特定の樹種で構成される森林は多くなく、広葉樹は多種・少量に生育しており、工業的な生産利用が難しい材料だといいます。それゆえ家具用材としては不向きとみられ、チップやパルプ用材、薪などに利用されてきたとしています。そのような経緯から、広葉樹は安価な取引価格となり、林業への貢献度が低い現状にあるとしています。
そこで同社は、家具用材としてのフェアトレードにより林業への貢献を図り、森林に人の手が入ることによる生態系の循環を促進。地方出身者が人口の約 3 割を占める都内で同イベントを開催することにより、地元の森林について多くのユーザーが身近に感じる機会をつくり、国産広葉樹の魅力を広く発信していくとしています。
同社は「環る(めぐる)」をテーマに国産木材の活用を推進、森林との共生型・循環型社会の実現を目指しているとし、同社お台場ショールームで体感してほしいとしています。今回の限定モデルにはすべて「HOKKAIDO WOOD」のロゴマークが付けられているとしています。
※1 出典:令和元年度北海道林業統計(水産林務部総務課 ホームページ)

HOKKAIDO WOOD について

HOKKAIDO WOOD(北海道産木材製品)とは、北海道産木材製品販路拡大協議会により立ち上げられたブランド。北海道の森林で産出された木材を用いて、北海道内で製材または加工された製品に付けられるロゴマークだといいます。
豊かで広大な北海道の森林から生まれた木材製品の魅力を、たくさんの人に知ってもらいたい。そんな思いからロゴマークとキャッチフレーズ「木の質は、森の質。」が作られているとしています。

広葉樹「楢(ナラ)」について

森に住む多くの命を育むドングリの木の一種であるナラは、堅く耐久性があり、古くから建築や家具材として重用されてきたといいます。雄大な樹形を形成するため導管が太く、木目が強く、くっきりと現れるとしています。特に「虎斑」と呼ばれる杢は楢の特性であり、その風格が長く使い込むことのできる安心感を与えてくれるとしています。

限定モデル(一例)

モデル名: CF50059504
62,260 円(税込)
幅 47.0 x 奥行 53.5 x 高さ 91.0 x 座高 42.5 cm
□注意事項
・表示価格は予告なしに変更する場合があるといいます。
・写真はイメージ。実際の商品と色やデザインが異なる場合があるとしています。

企画展示概要

内容: HOKKAIDO WOOD COLLECTION
会場: カリモク家具 お台場ショールーム(東京都江東区青海 1 丁目 1 番 20 号 ダイバーシティ東京 5 階)
日程: 2023 年 9 月 30 日(土)から 12 月 26 日(火)まで
時間: AM11:00~PM6:00(平日) / AM10:00~PM6:00(土・日・祝)
休館日: 水曜日、祝日の場合は営業

会社概要

カリモク家具株式会社

1940 年に加藤正平氏が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960 年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーだといいます。 「100 歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」 をモットーに機械による高度な加工と職人の技を融合させる「ハイテク & ハイタッチ」で家具づくりに取り組んでいるとしています。また安心・安全・環境配慮の観点から、(一社)日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしているとしています。

(画像はカリモク家具様より頂戴しました)

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