《エコプロアワード》 コクヨ、サステナブルな木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」が、「第6回エコプロアワード」優秀賞を受賞

自然共生社会への貢献を目指す家具ブランド

コクヨは、同社のサステナブルな木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」が、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第6回エコプロアワード」優秀賞を受賞したことを9月6日に発表しました。

写真:木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」のラウンジチェアー・テーブル

「yuimori」は、人と自然がより良く共生する社会の実現へ向けて、国産木材の活用を通じて貢献することを目指し、同社が2021年に立ち上げた木製家具ブランドだといいます。2022年にシリーズ第一弾として、ラウンジチェアー・テーブルシリーズを発売しているとしています。国産木材を活用した存在感のあるデザインで、目にした人が思わず触れたくなる、座ってみたくなるような、国産木材に触れるきっかけになることを願い、オフィスの人が集まるコミュニケーションスペースや人を迎るエントランスをターゲットとして開発したとしています。

エコプロアワードは、日本市場において事業者・消費者・投資家、さらには市場関係者から評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品・サービス・技術・ソリューション・ビジネスモデルといった案件を表彰することによって、これらのさらなる開発・普及促進を図り、持続可能な社会づくりに寄与することを目的とした表彰制度だといいます。

この度、「yuimori」の取り組みについて、森林保全活動から取り組みが始まり、家具ブランドまでつなげた活動である点や、家具製造において国内針葉樹の利用が進まない障壁をクリアし、意匠性の高いオフィス家具を開発した点などが評価されたといいます。
同社は本ブランドを活用したオフィス提案を通じて、国産木材が当たり前に使われる素材になることを目指すとしています。

■受賞概要

・主催:   一般社団法人サステナブル経営推進機構
・受賞名:  優秀賞
・受賞活動: 木製家具ブランド「yuimori」

■ブランドコンセプト

日本の自然を守るためにできること。それは、自然が本来あるべき姿を支え、持続可能な状態を保つこと。大切に育み、そこから生まれる限りある資源を余すところなく暮らしに生かし、慈しむこと。
私たちのこうした考えが結実したブランドが「yuimori」です。
人と自然がより良く共生する社会を目指す、木を生かすものづくりがはじまります。

■「yuimori(ユイモリ)」のラウンジチェアー・テーブルシリーズについて

同製品は、コクヨと四万十町森林組合との森林保全活動の中で間伐をしたヒノキ材を表面に、芯材に国産ブナ材を使用した成形合板技術により製造しているといいます。
ヒノキは柔らかいため、従来のヒノキのみの構造では、オフィスに求められる強度や耐久性とデザインとの両立が難しい状況だったといいます。そのため、素材の構成の工夫と天童木工の成型合板技術とを用いることで、ヒノキ材を取り入れながらもデザイン性と強度・耐久性の両立を実現したとしています。また、従来は取り除くことが多かった節も可能な限り取り入れて塗装をかけることで、節の印象の緩和を目指したとしています。
十字に交わった脚が目を引く存在感のある美しいデザインと、ゆったりとした座り心地を兼ね備えたラウンジチェアー、オットマン、ローテーブル、サイドテーブルをラインナップしているといいます。本体カラーは、ライトナチュラル、ライトグレー、ペールブラックの3色だとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

Follow me!