《オフィスでいちごを栽培》                    オカムラ、オフィス向け植物工場パッケージの開発をスタート

日販City Farming事業×オカムラ

オカムラは、日販グループホールディングスと、持続可能で豊かなコミュニティの創造を目指すCity Farmingをオフィスに導入し、オフィスの新たな価値の創造に向け、植物工場と働く場を掛け合わせたパッケージ開発を開始することを8月21日に発表しました。

オフィスでCity Farmingに関わることを通じて社員同士のコミュニケーションの活性化を期待するとしています。
オフィス向けパッケージの開発に向け、オカムラのラボオフィス※1「CO-EN LABO」(東京都渋谷区)に、2023年8月5日(土)~2023年9月8日(金)まで、City Farmingを試験導入するとしています。

※1 ラボオフィス:新しい働き方や環境を提案・実証する働き方改革の実践の場として、複数拠点でそれぞれ異なるコンセプトを設けて展開しているオカムラのオフィス

日販は、年間を通して毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供するサービス「City Farming」について、2023年4月1日から社会実装に向けた事業構築を進めており、これまでリテールを中心に、様々な生活空間にサービスを提供してきたといいます。
オカムラは、オフィス、教育・医療・研究・商業施設、物流センターなど、様々なシーンにおいて、働く場の空間づくりを行っているといいます。オフィスでは、働く人の心身の健康保持・増進を目指した健康的な空間づくりをはじめ、様々な働く場の提案をしているとしています。
今回、日販とオカムラがコラボレーションすることで、日常で多くの時間を過ごすオフィス空間にCity Farmingを展開するといいます。オフィスでCity Farmingに関わることを通じて社員同士のコミュニケーションの活性化を期待するとしています。生活のより身近な場に持続可能なコミュニティを創っていくとしています。

■City Farming オフィス向けパッケージについて

オフィスに日販のCity Farmingを導入し、オカムラがその空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを行い、働く人の心身の調和と活力の向上を図る場づくりを提案するといいます。City Farmingを中心とした空間とその活用により、社員同士のコミュニケーションを活性化し、誰もが活き活きと働きパフォーマンスを最大限に発揮できる場の実現を目指すとしています。

■オフィス向けパッケージの今後の展開について

オカムラのオフィスへの試験導入による効果検証を通じてパッケージを確立し、2024年1月のサービス開始を予定しているといいます。
今後、日販とオカムラが連携して、農業を身近に感じづらい都市部の企業やオフィスでのコミュニケーション活性化に課題を感じる企業、「健康経営®※2」に取り組む企業を中心に展開し、3年間で1,000社への導入を目指していくとしています。

※2 健康経営とは:従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること(経済産業省)だといいます。
「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標だとしています。

■City Farmingにより期待される効果

・日々いちごを育て収穫し分かち合うコミュニティが生まれ、オフィスへの愛着が高まる
・場に華やかさや鮮度が生まれ、心の安らぎが得られる
・植物工場を導入することで、企業として持続可能性に貢献できる

上記の効果を想定し、City Farmingをオカムラのラボオフィス「CO-EN LABO」に試験導入し、効果検証を進めていくといています。

試験導入したオフィスでの検証内容

・日々いちごを育て収穫し分かち合うことで、社員同士のコミュニケーションが変化するか
・場の華やかさや鮮度、心の安らぎを感じるか
・植物工場を導入することで、サステナビリティへの意識が変化するか

■試験導入したオフィスの導入期間および場所

期間 : 2023年8月5日(土)~2023年9月8日(金)(予定)
導入先名称 : オカムラ ラボオフィス「CO-EN(交縁) LABO」
住所 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 44階

■City Farmingとは

年間を通して毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供する日販の新サービスだといいます。「文喫」や「箱根本箱」などの様々な場づくりを手掛けた日販が事業開発を、完全制御型植物工場 で国内初となるいちご量産栽培に成功した日清紡ホールディングス株式会社が栽培技術開発を、それぞれ行ったとしています。「持続可能な都市生活と華やかで豊かなコミュニティ」の創造を目指し、店舗、オフィス、公共空間といった、様々な生活の場に提供していくとしています。

<主な特徴>

・季節を問わずにいちごが育ち、毎日収穫を楽しむことができるといいます。
・栽培期間中は農薬不使用で、その場で採れたてのいちごをシェアできるとしています。
・店舗空間・オフィス・公共空間などに導入可能なコンパクトサイズで、100Vのコンセントがあれば、栽培・設置が可能だといいます。
・継続的な栽培を可能にするため光源・温度管理・養液循環などを自動で制御するといいます。加えて、いちごの株のメンテナンス等、誰もが安心してCity Farmingを体験できるよう様々なサポートを行うとしています。

■健康的なオフィス空間づくりについて

オカムラは、オフィス環境において健康的な空間づくりを提案しているといいます。働く人の心身の健康保持・増進を目指した健康経営を行うことで、労働生産性や意欲といった業務パフォーマンスも高まり、業績や企業価値の向上にもつながるとしています。

各社の概要

●日販グループホールディングス

社 名:日販グループホールディングス株式会社
所在地:東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地
代表者:代表取締役社長 吉川 英作 氏

●日本出版販売

社 名:日本出版販売株式会社
所在地:東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地
代表者:代表取締役社長 奥村 景二 氏
日本出版販売は、1949年の創業から、書籍・雑誌の流通を通して日本の出版流通のインフラを構築してきた出版販売(取次)会社だといいます。
グループ経営理念「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける」のもと、街に書店のある風景と、誰もが自由に本と触れ合える環境を守るために、出版流通改革に取り組んでいるとしています。また、これまで以上にさらに多くの人々に豊かさを届けるために、出版物の卸という既存のビジネスの枠に捉われず、新しい書店の形の創造、本を起点としたプロデュース事業、遊休資産のリノベーションによる公共的プレイスの開発など、事業ドメインを拡張しながら、人々の豊かな心の育みに貢献し続けているとしています。

●オカムラ

社 名 : 株式会社オカムラ
所在地 : 神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号 天理ビル19階
設 立 : 1945年10月
代表者 : 代表取締役 社長執行役員 中村 雅行 氏
株式会社オカムラは、オフィス、教育・医療・研究・商業施設、物流センターなど、さまざまなシーンにおいて、クオリティの高い製品とサービスを社会に提供することに努めているといいます。
「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとし、「人が活きる社会の実現」を目指しているといいます。顧客のニーズを的確に捉えたクオリティの高い製品とサービスを社会に提供することに努め、企業価値のさらなる向上と社会課題の解決に取り組んでいるとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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