カリモク家具、サブスクで顧客の利便性を向上

CLASとの取り組みをカリモク60にてスタート

カリモク家具は、持たない、捨てない社会をつくる株式会社クラス(以下、CLAS)が運営する、家具と家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS(クラス)」と、カリモク60ブランドにおいて、2023年8月10日から取り組みを開始したといいます。様々な購買体験が増える今日、所有だけでなくサブスクという視点から、顧客のニーズにフィットした購買体験を両社で提供していくとしています。

今回サービスを開始する「カリモク60」の「Kチェア」は1960年代から作り続けているロングライフデザインのチェアだといいます。傷んだ部分をパーツで交換でき、捨てることなく長く使うことができるとしています。サスティナブルで環境に配慮した循環型サービスを提案するCLASと「パーツ交換やリペア(修繕)で家具を大切に長く使ってほしい」との両社の想いが一致し、この度の取り組み開始となったとしています。暮らしのライフスタイルが変化する中で、家具が買替えにより廃棄されてしまうという課題があるといいます。そうした課題にサブスクというサービスを提供することで、サブスク契約終了後も家具を清掃・修理し、次の顧客につなぐという活動を図ることで、環境問題への対応を進めていくとしています。

またCLASのレンタル・サブスクなら、「カリモク60」が手頃な月額制で利用でき、気になる家具を自宅で体験できるといいます。「カリモク60が気になるが、住まいにあうか心配。また使い勝手やデザインはどう?」という購入時の不安に対し、サブスクによるお試し利用は、購入してからの失敗を防ぐとしています。サイズや色も、変えたくなったら交換可能だといいます。顧客の間違いのない買い物を支援するサービスとして、レンタル・サブスクによるお試し利用を活用してほしいとしています。

「Kチェア」シリーズ

Kチェアは1962年、カリモク家具初めての自社製品として開発されたといいます。
時代や流行が激しく移り変わる中でもデザインを変えることなく今日まで生産が続けられているとしています。
長年使い込んでシートがへたってしまったり木肘部分を傷つけてしまったりした場合でも、必要なパーツだけを取り寄せて交換することができ、より長く使い続けることができるといいます。
1本1本の木目をみながら選別した部位を使用する木肘パーツや、小柄な女性や高齢者でも座りやすく男性にもフィットする絶妙なサイズ感など、細部に至るこだわりが代え難い心地よさをもたらしてくれるチェアだとしています。

「ロビーチェア」シリーズ

同チェアはKチェアの誕生後、より良い座り心地や重厚感を追求し1968年に開発されたロビーチェアだといいます。
「座る」という機能を純粋に考え万人受けするフォルムを目指し誕生したとしています。
ダブルクッション構造により底付き感やバネ当たり感のない、しっかりとした中にもソフトな座り心地を実現しているといいます。
普遍的な構造とデザイン、そしてパーツごとの交換や修理が可能なロビーチェアは、時代に応じた座り心地の改良を重ねながら、現在まで一度も廃番になることなく作り続けられているとしています。

カリモク60

1960 年代、日本にマーケティングという概念が今のように浸透する以前、日本のメーカーは自分たちが作り、提案したい「世界に通用するスタンダード」を情熱を込めて作っていたといいます。この頃に誕生した商品には、シンプルで品質がよく普遍的なものが多くあるにもかかわらず、時代の激流の中で、また消費の多様化により次々と生み出される「新商品」に埋もれ、そのほとんどが廃番になっていったとしています。
「カリモク60」は、そんなすばらしい家具を単に「ブームとしての復刻」ではなく、その商品に込められた企業のものづくりへの思いとともに掘り起こす、「ロングライフデザイン」のブランドだといいます。変わり続ける時代だからこそ、変わらない価値、変わらないデザインと生活する。時代を超えるデザイン。それがカリモク60 だとしています。

株式会社クラス について

「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに2018年4月に設立し、家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS(クラス)」を運営。ライフスタイルや環境の変化に合わせて、必要なときに必要なものが使用でき、選ぶ自由、持たない自由を提供することで、顧客のQOL(生活の質)や生産性の向上に貢献してきたといいます。また、顧客から返却された商品はリペア(修繕)やクリーニングを施して次の顧客へ再レンタルされ、廃棄物の削減に繋がることから、SDGs目標「12.つくる責任 つかう責任」の達成にも寄与しているとしています。

カリモク家具株式会社について

1940 年に加藤正平氏が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960 年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーだといいます。 「 100 歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい 」 をモットーに機械による高度な加工と職人の技を融合させる 「 ハイテク & ハイタッチ 」 で家具づくりに取り組んでいるとしています。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしているとしています。

(画像はカリモク家具様より頂戴しました)

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