コクヨ、在宅ワーカーの実態についてのアンケート調査を実施

業務中/休憩時間ともに最も多くのワーカーがしているのは「WEBサイトやアプリの閲覧」

業務中にしている人の約5割が“やってはいけないと思うが、やっている”。休憩時間内は「家事」をする人が特に多い傾向

コクヨは、同社のWebメディア「在宅百貨」が、在宅ワーカーのオン・オフに対する意識及び行為実態を明らかにするため、アンケート調査を実施したといいます。
同社によると、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが「5類」に変わったものの、在宅勤務・テレワークの働き方を継続する企業も、出社に復帰する企業もそれぞれだといいます。在宅ワークにおける「生産性」・「労務課題」は今後も継続して注目されるとしています。

【調査サマリー】

・在宅勤務中の休憩時間を「家事」にあてる人が多い傾向に。特に多いのが「料理」で63.5%。休憩時間に家事をすることで、勤務時間後の可処分時間を増やそうという意識が読み取れる結果に。
・在宅勤務中に最も多くの人がやっているのが「WEBサイトやアプリの閲覧」(53.9%)。その半数以上が“やってはいけないと思うが、やっている”。
・約半数の人が在宅勤務中に音楽をかけており、“やって良いこと”と考えている人が最も多い。
・在宅勤務中に最も多くの人が我慢しているのは「昼寝」。

【調査概要】

・調査テーマ :在宅勤務中の意識と行為に関する調査
・調査期間 :2023年4月25日(火)~4月27日(木)
・調査対象 :全国の20代~50代の男女合計310名

■在宅ワーカーは休憩時間に「家事」をすることが多い傾向。「料理(63.5%)」が家事の中で最多」

最も多くの在宅ワーカーが休憩時間内にしているのは「WEBサイト・アプリを見る」で72.6%。次いで「料理」で63.5%。また、「洗濯(61.0%)」、「掃除(59.0%)」、「その他の家事(59.1%)」と、いずれの家事の項目も約6割の人がしたことがあるという回答結果となったといいます。これについては、休憩時間に家事をすることで、勤務時間後の可処分時間を増やそうという意識があると考えられるとしています。

その他在宅勤務の休憩時間内にしていることとして、「テレビや動画を見る(60.3%)」、「個人のSNSを見る(53.9%)」「ECサイトで私物を購入する(50.0%)」などが多く、いずれも出社時には行いにくいことが、在宅ワーカーにとっては気分転換になっていると推測できるとしています。

■在宅勤務中に「WEBサイト・アプリを見る」人の約半数が“やってはいけないと思うが、やっている”

在宅勤務中にしたことがあるもので最も多かったのが「WEBサイト・アプリを見る(53.9%)」。そのうち罪悪感のある人は半数以下ということが明らかになったといいます。

次にしている人が多かったのが「音楽をかける(45.5%)」。これは“やって良いこと”と考えている人が最も多い結果となったといいます。オフィスでは音楽をかけながらのワークはコミュニケーションの障壁になってしまう一方で、自宅においては作業効率を上げるための手段として音楽をかけている人が多いと考えられるとしています。

<在宅百貨について>

「在宅百貨」は、コクヨが運営する在宅ワーカーに役立つ情報を発信するWebメディアだといいます。
2021年スタートし、「在宅を冒険するメディア」をコンセプトとし、読者の皆さまとともに“自宅にいながら冒険のように楽しむ新たな働き方”を検証する場を目指しているとしています。在宅での働き方や暮らし方に関する最新情報や実験的な取り組みのほか、理想の在宅ワークを成功させるためのノウハウやツール、アイディアやヒントなど、在宅ワークの合間に読みたくなるようなコンテンツを発信するとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

Follow me!