コクヨ、「コクヨデザインアワード2024」7月28日からエントリー受付開始

“primitive(プリミティブ)”をテーマにプロダクトデザインアイデアを募集

コクヨは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2024」の開催を決定し、7月28日(金)から作品エントリー受付を開始することを7月3日に発表しました。

「コクヨデザインアワード」は、2002年にコクヨが創設し、今回で21回目を迎える国内屈指の歴史あるプロダクトデザインコンペティションだといいいます。

世相を反映するテーマで作品を募集し、優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、受賞作品については受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化を行ってきたといいます。 生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込むデザインを確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、同時にワクワクする未来のワークとライフの創造を目指していくとしています。

「コクヨデザインアワード2024」では“primitive”をテーマに作品募集を行うといいます。“primitive”は本来、自然に近い「本来の」状態、磨かれる前の「根源的な」状態を表現する言葉ですが、今回は「本質の再定義」と解釈し、これからの未来に本質として残るプロダクトデザインを募集するとしています。

審査員として、新たに木住野彰悟氏(6D-K代表、アートディレクター・グラフィックデザイナー)を迎え、田根剛氏(建築家)、田村奈穂氏(デザイナー)、柳原照弘氏(デザイナー)、吉泉聡氏(デザイナー)、黒田英邦氏(コクヨ代表取締役社長)の計6名で審査を行うとしています。

また、既存の概念にとらわれないユニークな発想やチャレンジを奨励し、今後の活躍への期待を込めて、学生応募者のみを対象とする「New Generation賞」を新設するといいます。コクヨのパーパス「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなみ、提出されたプレゼンテーションシートから、「ワクワクする未来を予感させる」提案として優れた作品を最大10点、選定するとしています。

・「コクヨデザインアワード2024」募集要項

1.テーマ:primitive

“primitive”という言葉に、あなたは何を見るでしょうか?

本来の意味は、自然に近い「本来の」状態、磨かれたり、洗練されたり、発展したりする前の素の状態、

または何かからすべてを取り去った「根源的な」状態を表現する言葉です。

今回のコクヨデザインアワードでは、“primitive” を「本質の再定義」と解釈しました。

未来を想像するために“primitive”に立ち返ったとき、どんな進化の形が見えるでしょうか?

慣れ親しんだ存在を改めて見つめなおした時に、更なる進化の可能性が見えてくるかもしれません。

独自の視点と創造性を活かし、それぞれの“primitive” を探求することで、

これからの未来に「本質」として残っていくものを提案してください。

2.募集対象: 働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般

3.募集期間:2023年7月28日(金)~10月11日(水)

4.審査員:(五十音順、敬称略)

木住野 彰悟(6D-K代表/アートディレクター・グラフィックデザイナー)

田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表/建築家)

田村奈穂(デザイナー)

柳原 照弘(デザイナー)

吉泉 聡(TAKT PROJECT代表/デザイナー)

黒田 英邦(コクヨ株式会社 代表取締役社長)

5.賞および副賞:

グランプリ 1点(副賞200万円)

優秀賞 3点 (副賞各50万円)

New Generation賞 10点(副賞各3万円)

※賞金は源泉税、復興特別所得税などの税金を控除した金額

※賞によっては「該当なし」となる場合もあります

6.審査の重点ポイント:
アイデアが明快であること/社会の課題を浮き彫りにしていること/製品化の可能性

7.審査発表:2024年3月16日(土)予定

・「コクヨデザインアワード2024」募集説明会

8月1日(火)19:00から、昨年度グランプリ受賞者をゲストに招き、オンライン募集説明会を開催予定だといいます。

また、2023年8月中旬以降、募集説明会動画(日・英)を公式YouTubeチャンネルにて公開予定だとしています。


詳細についてはコクヨデザインアワードウェブサイトで案内するとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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