オカムラ、シーティング「Spectra(スペクトラ)」がドイツ「Universal Design Award 2023」を受賞
「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と「UNIVERSAL CONSUMER」を
オカムラは、シーティング「Spectra(スペクトラ)」が、ドイツの「Universal Design Award 2023」において、ユニバーサルデザインの専門家が選定する「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と一般消費者が選定する「UNIVERSAL DESIGN CONSUMER」を受賞したことを6月12日に発表しました。
同社によると、「Universal Design Award」は、誰もが使いやすいというユニバーサルデザインの視点に、革新性や市場性なども加味された審査基準により選定される、国際的に権威のあるデザイン賞だといいます。
審査は、バウハウス大学ワイマール校の教授であるWolfgang Sattler氏が審査員代表を務めるユニバーサルデザインの専門家グループと一般消費者約80名が行い、それぞれ「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と「UNIVERSAL DESIGN CONSUMER」を選定するとしています。
同社は長年「Universal Design Award」に参加し、業界最多の累計27件を受賞しているとしています。
受賞製品の概要
シーティング「Spectra(スペクトラ)」
「スペクトラ」は、背面と座面が身体の動きに追従し誰もが快適に座ることができるユニバーサルデザインのオフィスチェアだといいます。新しいリクライニング機構「Active move(アクティブムーブ)」は、少し前傾した姿勢から後傾姿勢へのリクライニング機能と背座の左右へのベンディング機能により身体にフレキシブルに追従する動きを実現し、ワーカーを自然に支えるとしています。
薄くコンパクトなメカニズムにしたことによるすっきりとしたシンプルなデザインは、あらゆる空間に調和するといいます。部品点数を削減したシンプルな構造で軽量化を実現し環境負荷の低減に配慮しているとしています。
「Universal Design Award」概要
2008年に「universal design award」として開始したドイツのデザイン賞で、2017年からInstitute for Universal Designが主催するデザイン賞「UNIVERSAL DESIGN competition」となり、今回より「Universal Design Award」に名称が変更されたといいます。
誰もが使いやすいというユニバーサルデザイン面での優れた特徴に加えて、革新性や市場性なども加味して受賞製品が選定されるといいます。審査はユニバーサルデザインの専門家グループと一般消費者約80名が行い、それぞれに「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と「UNIVERSAL DESIGN CONSUMER」を選定するとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)