ノルジャパン、オルガテック東京2023にニューソンタスクチェアを出展
ニック・ケイヴ氏とコラボしたKnoll Textilesなども展示
ノルジャパンは2023年4月26日から28日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された第 2 回「オルガテック東京 2023」に出展しました。
Knoll 社は、世界的に知られているアメリカを代表する家具メーカーだといいます。ミース・ファン・デル・ローエ、エーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイアなどのコレクションを中心とした「Knoll Studio」、AntennaやRockwellをはじめとした、快適で革新的なオフィス環境を提供する「Knoll Office」。そして、機能的で革新的なモダンデザインを供給し続ける「Knoll Textiles」の、3つのカテゴリーを中心に展開しているとしています。
コンセプトは「Knoll Museum」
ノルジャパンは、今回の「オルガテック東京2023」では、ブースのコンセプトを「Knoll Museum」として「Knoll Office」と「Knoll Textiles」の代表的な製品を出展しました。
「Knoll Office」からは、「ニューソンタスク」チェアをメインに、「ジェネレーション」チェアやワークステーションシステム「アンテナ」テーブルを展示しました。
ニューソンタスクチェアは、工業デザイナー・マーク・ニューソン氏のデザインによるワークチェア。ユーザーの体にフィットするように調整され、ユーザーのスタイルを反映するように設計された同製品は、ユーザーの意欲をサポートするといいます。ユーザーの個性と快適さを最優先に、ユーザーが何事にも挑戦できるようにサポートするとしています。
特長は以下のとおりです。
① ハニカムバック
ユーザーの動きをサポートするように設計されたハニカムバックは、ユニークで柔軟なナイロンフレームとゴム引きエラストマースキンを組み合わせていて、微妙なレスポンスから横方向または屈曲運動、最も深いリクライニングまで、さまざまな動きを体験できるといいます。
② T1 コントロール
革新的なメカニズムであるT1コントロールは、垂直スプリングシステムを利用して、リクライニング体験を調整できるため、集中しながら最も深い状態を確保したり、直立して座ったりすることができるとしています。
③ 触覚体験
同製品は、すべての表面に洗練された質感を備えた感覚的な体験を提供するといいます。背中と腕はスエードのように柔らかく、対照的なノブとハンドルはきめ細かな調整を行うことができるとしています。
④ フローティングシート
シートはカンチレバープラットフォームに沿って前後に調整され、シートを軽く開放した状態に保ちながら、適切なフィット感を提供するとしています。
マーク・ニューソン氏は、1963年シドニー生まれ。家具や家庭用品、自転車、自動車、自家用・商業用航空機、ヨット、様々な建築、世界中のクライアントの為の代表的な作品など幅広い分野で活躍しているといいます。
彼の作品はNYのMoMA、ロンドンのデザインミュージアムV&A、パリのポンピドゥーセンター、ドイツのヴィトラデザインミュージアムなど多くの主要美術館に収納されているとしています。
ニック・ケイヴ・コレクションを展示
「Knoll Textiles」では、ニック・ケイヴ氏とのコラボによる「ニック・ケイヴ・コレクション」と「The Heritage Collection」を展開しました。
ニック・ケイヴ・コレクションのブースでは、原画やインスタレーション作品の新作を中心に収集し、人種やジャンダーのアイデンティティを持つアーティストであるニック・ケイヴ氏とのコラボレーションを展示したとしています。
「The Heritage Collection」では、「Knoll Textiles」創立75周年を記念し、8つのアーカイブからインスピレーションを受けたテキスタイルを展示したとしています。