イトーキ、4製品が「iFデザインアワード2023」を受賞
Olika(オリカチェア)、LINEA(リネアチェア)、 iwasemi-HXα(イワセミHXα)、carry tap(キャリータップ)が
イトーキは、4製品Olika(オリカチェア)、LINEA(リネアチェア)、 iwasemi-HXα(イワセミHXα)、carry tap(キャリータップ)が、国際的に権威あるデザイン賞の⼀つだというドイツの「iF デザインアワード 2023」を受賞したことを5月16日に発表しました。
受賞した4製品の特長は以下のとおりです。
Olika(オリカチェア)
カジュアルな内装のオフィス空間に合うプレーンで親しみやすいスタイリングと、空間を多用途に利用するための機動性と収納性を叶える、ネスティング機能を併せ持ったミーティングチェアだといいます。
豊富なカラーバリエーションは、多様なインテリアデザインに柔軟に対応することができるといいます。座り心地にもこだわり、座の芯材には独自のノウハウであるスリット入りの「ベンディングシート」を採用。やわらかな座り心地を実現しているとしています。デザイン、機能性、価格のバランスを追求し、様々なシーンにマッチするとしています。
デザイナー:株式会社イトーキ プロダクトデザイン部 江連晴洋氏、深谷壮麻氏
LINEA(リネアチェア)
シャープなシルエットが空間に線を描くような、やわらかなニットを纏ったチェアだといいます。
背座一枚のニット生地が、ハンモックのようにからだにフィットする座り心地を実現するといいます。プラスチックの使用量の削減と製造プロセスの簡略化によって製造に使うエネルギーを最小限にしたとしています。また省材料かつリサイクル可能な製造プロセスを確立しているといいます。地球環境に気兼ねなく作り続けられ、使い続けられるチェアだとしています。
デザイナー:株式会社イトーキ プロダクトマネジメント部 田中啓介氏
iwasemi-HXα(イワセミHXα)
科学技術を活かし日々の課題を解決する革新的な吸音材だといいます。
ガラスに囲まれた空間に付いて回る反響音の問題。音響メタマテリアル設計技術を応用した透明吸音パネル「 iwasemiHX-α 」は、ガラスに貼れる吸音材だといいます。ガラスの反響音を抑え、オフィスにクリアな閑かさをもたらし話しやすい空間を実現するとしています。
- iwasemiHX-α は、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社と株式会社イトーキとの共同開発品だといいます。
- iwasemi及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標だとしています。
デザイナー:株式会社イトーキ プロダクトデザイン部 江連晴洋氏
エンジニア:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 五味蔵酒氏
carry tap(キャリータップ)
carry tapは、オフィス内の最適な作業空間を移動できるモバイル電源だといいます。床のコンセントに接続するスタンドタイプと、場所を選ばないキャスター付きバッテリーカートモデルがあるといいます。
ABW(Activity Based Working)やフリーアドレスなどワークスタイルの自由度が高まっている中で、給電を快適にサポートし、ワークライフやオフィスプランの柔軟性を高めることに貢献するとしています。
デザイナー:株式会社イトーキ プロダクトデザイン部 江連晴洋氏、加藤幸佳氏
「iFデザインアワード」について
ドイツのハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designが、1954年から開催している国際的に権威のあるデザイン賞のひとつだといいます。この賞は「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されているとしています。今回は56か国・地域から集まった11,000件の応募デザインの中から、世界で活躍する133名のデザイン専門家により厳正に審査・選定されたとしています。
(画像はイトーキ様リリースより)