オカムラ、スーパーマーケット・トレードショー2023に出展

「イマに、こたえる。サキを、かなえる。」をキーワードに、店舗づくりをわかりやすく提案

オカムラは、2月15日から17日までの3日間、幕張メッセで開催された、「第57回スーパーマーケット・トレードショー2023」に出展しました。

イマこそ、店づくりはどう変わるべきか。このサキ、どこへ進んで行くべきか。
同社は、「イマに、こたえる。サキを、かなえる。」をキーワードに、店舗づくりにおける「イマ」すぐにできる/必要なこと、その「サキ」にやってくる未来/新しいことの2つのゾーンに分け、さまざまな提案をわかりやすく紹介したといいます。

「イマ」のゾーンでは、省エネ対策や省力化支援、買いやすさの追求といった課題解決を、「サキ」のゾーンでは、もしもの備えやデジタル&ロボットといった新たな提案など、さまざまなテーマを盛り込んだとしています。

ゾーンは7つ、「イマ」にこたえるソリューション『省エネ対策』『省力化支援』『買いやすさの追求』と「サキ」をかなえるソリューション『サステナビリティ』『「もしも」の備えに』『これからの作業室』『デジタル&ロボット』。
店づくりの「イマ」と「サキ」について、同社だからできるソリューション提案をおこなったとしています。

具体的な提案製品は、以下のとおりだとしています。

イマに、こたえる。

省エネ対策

「スマデフケース」「立ち上げナイトカバー」「プラグインケース」「冷ケース用後付け扉」「内蔵リーチインケース」「オスコム・補助金対応」
「スマデフケース」は通常の生鮮ケースに比べ消費電力12%削減するというもの。デフロストにヒーターを使用しない独自の冷却システムだといいます。デフロスト時の温度上昇幅の抑制と回数の削減を実現したとしています。商品温度への影響も少なく、鮮度維持に有効だといいます。庫内も広々で、陳列量も確保しているとしています。

「スマデフケース」


「後付け扉」は、既存ケースに『扉』を追加設置して省エネを実現するというもの。冷凍負荷をおよそ30%削減するとしています。

「後付け扉」


「オスコム」シリーズでは冷ケース効率管理のために「OSCOM Alto」「OSCOMmini」「OSCOM Link」「OSCOM CLOUD」4つのソリューションを訴求しました。

「オスコム」シリーズの展示

買いやすさの追求

「青果什器」「フラワー什器」「ゴンドラ機能アップ」「パン/和菓子什器」「システムカウンター『カラーラ』」

「青果什器」


ゴンドラ機能アップでは、ゴンドラをアップグレードするとして、POP、サインのデジタル化で売り場活性化、新しい購買体験、照明等による演出性の強化、環境配慮製品の採用による店舗の環境配慮アピール、などを提案しました。

ゴンドラ機能アップの提案

省力化支援

「冷ケーススライド棚」「SUGスライドレール棚」「フェイスライダー」「商品前出しフック」「省力化アタッチメント」

省力化支援の展示

サキを、かなえる。

サステナビリティ

「未利用材の活用」「既存製品の活用『スライドオン』シリーズ」「ゴンドラの環境配慮」「新冷媒内蔵型ドリンクケース」「展示ブースの環境配慮」

「未利用材の活用」

デジタル&ロボット

「デジタルサイネージ」「清掃ロボット『ストライバー2』」「惣菜・ベーカリー什器」「ピッキング支援ロボット『ピア』」
「デジタルサイネージ」では「AI搭載タイプ」「陳列什器設置タイプ」「LEDビジョン」を提案。AIサイネージは属性判別によるコンテンツの自動切換えや分析データのマーケティング活用などに適しているといいます。
「ストライバー2」は、床掃除を行う業務用掃除ロボット「STRIVER(ストライバー)」の新モデル。市販の業務用乾湿両用掃除機を載せて搬送し、自律走行して床掃除を行う業務用掃除ロボットだといいます。乾湿両用掃除機に対応でき、「ストライバー2」本体が水濡れ可能なため、濡れた床面の掃除が可能だとしています。床面に接する面積を小さくしたことで小回りが利き店舗の通路など狭い通路でも使用可能だといいます。

「ストライバー2」

「ストライバー」と同様に、初期設定でマップを作成し、掃除の範囲を指定、その後は効率の良いルートを自動で作成し走行しますが、「ストライバー2」は操作制御を改良し、初期設定で作成したマップの部分的な変更を簡単に行うことができるとしています。電源を入れてから掃除を始めるまでの操作ステップを少なくし、操作性の向上を図ったといいます。また、長寿命のバッテリーを搭載しているとしています。
「ストライバー2」と「ピア」については実機を使ったデモンストレーションも行いました。

ピアのデモンストレーション


また、デジタル&ロボットのコーナーの壁面では、「City Farming」を展示しました。

「City Farming」


「City Farming」は、身近にいちごが育つショーケース型の植物工場だといいます。持続可能な都市生活を華やかで鮮度あるPlaceで提案するとしています。どこでも=屋内でも育つように環境を自動で制御、いつでも=春夏秋冬毎日収獲可能、すぐに=洗わずにその場で食べられる、といいます。そのValueとして、①いちごの華やかなビジュアルがその場を彩る、②成長を身近で感じ収穫する特別な体験が新たなコミュニティを生む、③その場で生産し消費するサイクルが都市のサステナビリティを支える、としています。

「もしも」の備えに

「免震アジャスターキャップ『ミューパッチ』」「日々の安全」「地震対策」「浸水対策」
「ミューパッチ(μPatch)は、アジャスターにはめ込むだけの簡単取付。震度5強の横揺れを緩和、軽減するとしています。(セラミックタイル向け)

これからの作業室

「折りたたみトレイカート『トレイカートF』」「折りたたみ2段台車『オリコロ』」

同社は、店舗づくりの総合メーカーとして「イマ」も、「サキ」も、さまざまな課題を解決するとしています。

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