イトーキ、「メタバース×リアル」のハイブリッドショールームによる実証実験を開始

「ZA SALON(坐サロン)VR」でDX時代の新しいコミュニケーション空間を提供

イトーキは、 ECメタバースの「メタストア」を提供する株式会社ハコスコ(以下、「ハコスコ社」)の協力の元、バーチャル×リアルのハイブリッドショールームによる、 DX時代の新しいコミュニケーション空間を探る実証実験を開始したことを2月20日に発表しました。

同社によると、2022年9月にリアルなショールーム「ZA SALON TOKYO(坐サロン東京)」を開設以降、多くの来場者があったといいます。今回の実証実験は、より地域や時間を超えたサービスの提供を目指すことを目的としているとしています。
ハコスコ社が提供する「メタストア」による体験スペース「ZA SALON(坐サロン)VR」をメタバース上に構築し、バーチャルの「坐サロンVR」とリアルの「坐サロン東京」のハイブリッド運用を実施予定だとしています。

ZA SALON(坐サロン)VRとは

メタバース上に構築されたショールーム「坐サロンVR」では、チェア製品のVR体験やAR体験、ビデオチャットによるスタッフとの会話が可能だといいます。アプリケーションの導入やVRゴーグルは不要で、Webブラウザ上で利用ができるとしています。(現在PCのみ対応。スマートフォンは後日対応予定)

「ZA SALON(坐サロン)VR」では、以下のサービスを提供する予定だといいます。

  1. チェア製品の商品紹介およびVR(仮想現実)体験
  2. チェア製品のAR(拡張現実)体験
  3. 坐サロンスタッフによるビデオチャットでの問合せ対応

VR展示商品(例)

vertebra03、Act、FLRIPFLAP、nort、SALIDA YL6、SALIDAYL8、SALIDAYL9G
※今後、新商品も展示予定だといいます。

「ZA SALON(坐サロン)VR」での体験でユーザーの課題が解決し、CS向上または購入に繋がるのかを検証するといいます。
また、今後は実証実験の結果を元に更にサービスを改良し、顧客とのコミュニケーションが促進されるよう努めていくとしています。

ZA SALON TOKYO(坐サロン東京)について

「ZA SALON TOKYO」は2022年9月にオープンした、東京・京橋にある完全予約制の一般向けのチェアショールームだといいます。身体の動きにフレキシブルに順応し、デスクワークを快適にサポートするという「アクトチェア」をはじめ、他のインテリアにも合わせやすいデザインで正しい着座姿勢に導くメカニズムを備えたという「バーテブラ03チェア」などの人気チェアを用意しているとしています。

開館時間:10:00~17:00 (要事前予約)
定休日:火曜日、土曜日、日曜日、祝祭日
所在地:東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー 3階
東京メトロ銀座線「京橋駅」より徒歩1分/都営浅草線「宝町駅」より徒歩2分

株式会社ハコスコについて

「現実を科学し、ゆたかにする」をミッションに掲げるハコスコ社は、メタバースを使い、空間の制限に縛られない、これからの体験共有のあり方を実験しているといいます。同社のECメタバース「メタストア」は、EC、コミュニティ、展示などの空間をメタバース上に再現し、リアル空間のようなコミュニケーションや接客を通じて、顧客やメンバーのエンゲージメントを高めているとしています。

イトーキのコンシューマー向け事業について

「暮らしに寄り添い、日々の生活をアップデートする」をコンセプトに、オフィス家具のノウハウと家で求められる要素を融和した「家ではたらく」ための家具、また今年で発売から60周年という節目を迎える学習机を中心とした商品を取り扱っているといいます。
これからも、「家でまなぶ」「家ではたらく」ための商品やサービスを充実させ、みなさまの暮らしに寄り添い続けていくとしています。

(画像はイトーキ様リリースより)

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