オカムラ、環境省「第4回ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において「特別賞」を受賞
オカムラは、環境省が主催する「第4回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において、企業規模や業種特性に照らして優れた取り組みを行っている企業として「特別賞」を受賞したことを2月21日に発表しました。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、2019年にESG金融の普及・拡大に向けて環境省により創設された表彰制度だといいます。ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的な取り組み等を評価・表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的としており、今回が4回目の開催だとしています。
「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するもので、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」「KPI」「ガバナンス」の開示充実度を、業種別特性も考慮して評価・選定されるとしています。
【オカムラの受賞理由】
「企業規模の観点からリソースが限られる中、固有の特徴的な取組に戦略的に注力している。原材料の循環利用が気候変動の緩和にも貢献すると捉え、「サーキュラーデザイン」の考え方を打ち出し、製品ライフサイクル全体において資源投入量・消費量を抑えつつストックの有効活用を進めている点が個性的であり、評価に値する。」
オカムラグループのサステナビリティの取り組み
オカムラグループでは、持続可能な社会の実現が求められる新たな価値観の社会の中で、企業が持続的に成長するためには、ESGを中心に捉えた事業活動が重要であると捉えているといいます。「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとし、企業価値のさらなる向上と社会課題の解決を目指すとしています。ステークホルダーからの期待や社会の要請に対し、グループ一体となって応えていくために、「人が活きる環境の創造」「従業員の働きがいの追求」「地球環境への取り組み」「責任ある企業活動」の4つの観点から重点課題を特定し、取り組みを推進しているとしています。
「地球環境への取り組み」では、「気候変動への対応」「資源の有効活用」「製品のライフサイクルを通じた環境配慮型製品・サービスの提供」を重点課題として捉え、2050年の脱炭素社会実現に貢献する取り組みを積極的に進めているとしています。
オカムラグループのサステナビリティ重点課題
オカムラグループは、ステークホルダーからの期待や社会の要請に対しグループ一体となって応えていくために、サステナビリティ重点課題を特定して各課題に対する中期目標・KPIを設定し、取り組みを推進しているといいます。
SDGs への貢献
オカムラグループは、持続可能な世界の実現に向け国連が定めた2030年までの国際的な目標であるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の理念に共感し、事業活動と社会貢献活動を通じて、目標達成に貢献するとしています。
「オカムラグループ Sustainability Report 2022」について
「オカムラグループ Sustainability Report 2022」は、オカムラグループが社会から信頼され愛される企業を目指し、事業活動を通じて企業の社会的責任を果たすことで社会課題の解決をしていく考え方を人々に伝えるとともに、意見を得て改善につなげるためのコミュニケーションツールとして公開しているといいます。
レポートでは、オカムラのサステナビリティの考え方やさまざまな取り組みを紹介しているといいます。サステナビリティ重点課題に対する中期目標・KPIについて2021年度実績と2022年度目標を報告。また、中期経営計画における主な事業(オフィス環境事業、商環境事業、物流システム事業)の事業方針と事業実績、サステナビリティ重点課題への具体的な対応事例を掲載。中期経営計画の全社横断課題であるサプライチェーンの改革、海外事業の強化についてもサステナビリティ重点課題への具体的な対応事例を掲載しているとしています。データ集は、GRIガイドラインなどの各種ガイドラインを参考に、オカムラグループのESG(環境・社会・ガバナンス)に関連する詳細な情報をまとめてい るとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)