メガソフト、3DオフィスデザイナーPRO10を発売

”今どきオフィス”がマウスで描けるオフィス家具販売業者、営業担当者向けオフィスデザインソフト

「ポリゴン数削減」機能でDXF・SKP形式の3D家具素材を軽快に活用

メガソフトは1月26日、オフィス家具販売業者や、国内外の家具メーカーの営業担当者向けに、「3DオフィスデザイナーPRO10」を2023年2月22日(水)に新発売することと、先行してダウンロード版を1月26日(木)から販売開始したことを発表しました。

新製品は、”今どきオフィス”に必要な家具・備品類などの素材を約14,000点搭載し、また、DXFやSKPファイル形式の3D素材を製品に取り込む機能、ポリゴン数を削減する機能なども搭載し、チェアやデスクなど家具を多数配置するオフィスをマウス操作で軽快にデザインできるのが特徴だといいます。

新製品「3DオフィスデザイナーPRO10」について

「3DオフィスデザイナーPRO10」は、1999年から販売してきた3Dオフィスデザイナーシリーズの製品で、メガソフトが2023年2月22日(水)に新発売するといいます。また先行して、1月26日(木)からダウンロード販売を開始するとしています。

「3DオフィスデザイナーPRO10」の最大の特徴は、部屋・建具・家具・内装材のテクスチャなどの3D素材を多数収録し、「マウスで配置」というシンプルな操作で、オフィス全体のレイアウトとインテリアデザインを3DCGで検討・提案できる点だといいます。
リビングのようなくつろげるオフィス、コワーキングスペース、オンライン会議用スペース、自宅のテレワークスペースなどの”今どきオフィス”やコロナ禍の感染対策なども表現・提案できるよう、238点の新作3D素材や新機能を搭載しているとしています。

新搭載「ポリゴン数の削減」機能

同社によると、いまやWeb上には、オフィスデスク、オフィスチェアなどの3D素材がDXFやSKP形式で数多く公開されているとしています。同社はこれまで、それらを自社製品に取り込む機能を搭載してきたといいます。

しかし、中には詳細なモデリングデータであるためにポリゴン数が非常に多く、その素材を取り込むことにより、表示したり視点を切り替えたりする際に「重い」と感じるものもあり、製品の特長でもある操作の「軽快さ」が損なわれることがあったといいます。
特にオフィスは住宅に比べて家具数が極端に多いため、素材1点ごとを少しでも軽くすることが操作性向上につながるとしています。
新たに開発した「ポリゴン数の削減」機能はその課題を解決するものだといいます。

3D素材のポリゴン数は、制作ツールや作り手の意図によりさまざまなため、シミュレートしながら最適な削減率の調整が可能だとしています。

同機能により、一般的なノートパソコンでオフィスデザインをスムーズにおこなえ、「3DCGの普段使い」ができる環境を提供するといいます。
(※同機能は、メガソフトの3D製品に順次搭載予定だとしています)

新搭載「2Dシンボルの自動作成」機能

3D素材を2D編集画面(間取り画面)で表示するシンボル画像を自動作成する機能を搭載したといいます。

3DオフィスデザイナーPRO10では、「形状作成」機能で新たに家具素材を作成できるといいます。また、収録素材を編集・分解・組み合わせるなどして新素材として登録もできるとしています。また、前述のようにDXFやSKP形式の3D素材を取り込むことも可能だとしています。
「2Dシンボルの自動作成」機能は、これらを3DオフィスデザイナーPRO10素材登録したタイミングで、概形図形を自動発生させ、シンボルとして登録する機能だといいます。

躯体の編集や建具の配置を行う「間取り作成」画面でも家具類の形状を見ながらレイアウトができ、間取りイメージを画像出力する際にも家具形状を明示できるとしています。
(※同機能は、メガソフトの3D製品に順次搭載予定だとしています)

3DオフィスデザイナーPRO10の主な機能

短時間で使いこなせる操作性

3Dオフィスデザイナーシリーズは、格段に使いやすいインターフェースを搭載。短時間で使いこなせるといいます。

自分自身で作成できるので専用オペレーターや外注に依頼する必要がなく提案もスピーディー。外注コストもかからないとしています。

顧客を待たせないスピード感

プリセットされている部屋をドラッグして図面を作成、1クリックで即3Dパースが出来上がるといいます。

打ち合わせをしながらプラン変更ができ、その場で確認・確定できるとしています。
商談回数を減らし、プランの決定がスムーズだといいます。

ウォークスルーや360°でイメージが伝わる

部屋の中を歩き回るウォークスルーや空間をぐるぐる見渡せる360°パノラマ画像なら、顧客にプランのイメージが伝わりやすく、決断の後押しに。

また建築情報共有サービス「イエクラウド」なら、データをクラウドスペースにアップして、スマートフォンやタブレットで確認。
顧客とプランを共有することが可能だとしています。

プランのチェック・集計機能も搭載

日当たりチェック、見積・積算資料作成に役立つ集計機能も搭載。

実在メーカー含む豊富なオフィスデータ素材

オフィス家具や什器をはじめOA機器・オフィスアクセサリーなどのデータ素材を豊富に収録。実在の商品を用いた具体的な提案が可能だとしています。

<間取り画面>(2Dレイアウト図作成画面)

・オフィス用部屋(執務室/役員室/会議室/リフレッシュルームなど)の収録
・壁編集(壁削除/壁開口/壁高さ/壁厚/R壁)
・垂れ壁(直線/角丸/アーチ/半円/三角)
・独立壁の各頂点の上端/下端高さ変更
・スロープ作成/柱・梁入力/階段配置
・パーティション/建具/棚の作成ウィザード
・吸着方法切り替え
・角度/距離測定
・パーツシンボル作成
・範囲指定印刷
・間取り図の部屋/敷地色切替
・部屋セットの登録/配置/分類
・部屋の隙間補正
・ドア・窓・照明の一括配置
・躯体ロック
・内装・外装一括変更
・特殊コピー(隣接、数値コピーなど)
・3Dシェイプ(多角形)
・PowerPoint形式のプレゼンボード作成/プレゼンボードデザイナー
・O3Dファイル、2次元DXF/JWW/JWCの入力/出力
・線・多角形頂点を絶対・相対座標値入力/距離と方向を指定して入力
・曲線入力
・面積・パーツ集計機能
・島の配置/登録
・SVGファイル出力
・配管作成

<3D画面>(3Dイメージ作成・編集画面)

・建具装飾(トリム)
・3D多角形/3D文字作成プラグイン/スイープ/押し出し/矢印
・テクスチャ/背景作成
・テクスチャの回転/位置調整/色補正
・手前の壁/天井非表示
・スライドショー
・視点ツールの内観モード/外観モード切り替え/視点の着地/鳥瞰表示
・自動/手動ウォークスルーと動画出力 (MP4/AVI/WMV)
・アクションスライダー
・昼・夕・夜切替
・SketchUpデータ(SKP)入力
・3次元DXFデータ入力/出力
・ADX出力/RIKCAD出力
・glTF/GLBファイル出力
・パース図出力パレット(範囲指定/背景の透明/移動/拡大縮小)
・パース図を360度パノラマ画像出力
・背景に360度/180度パノラマ写真読込/背景画像をパノラマ画像に変換/グラデーション背景/前景設定
・ホワイトモデル/半透明モデル/断面表示/輪郭強調/ワイヤーフレーム
・平面図/立面図出力(印刷/画像/CAD)
・パースの光沢調整
・パーツ・躯体に説明用の吹き出し
・パーツの反転
・お気に入り登録したパーツに2Dシンボル自動付与(前述)
・パーツのポリゴン削減(前述)

<収録パーツ>

メーカー製オフィス家具に加えて、下記の新作素材238点を収録
リビング用家具 / オフィスキッチン / アメニティスペース / ビデオ会議 / デジタルサイネージ / シェアオフィス / コワーキングスペース / ホームオフィス / 入退室管理 / セキュリティ / 感染対策用品 / 災害対策用品など

<診断・チェック・シミュレーション>

・色覚・白内障シミュレーション
・日当たりチェック/シミュレーション

<その他>

・クイックガイド同梱
・英語OS対応

(画像はメガソフト様リリースより)

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