オカムラ、ドイツのデザイン賞「German Design Award 2023」を受賞

オフィスデスク「REGAS(リーガス)」とラウンジファニチュアコレクション「Phlox(フロックス)」の2製品が

オカムラは、2022年12月、オフィスデスク「REGAS(リーガス)」とラウンジファニチュアコレクション「Phlox(フロックス)」の2製品が、国際的に権威のあるというドイツのデザイン賞「German Design Award 2023」を受賞したといいます。
同社によると、「German Design Award」は、1953年に設立されたドイツデザイン評議会が主催している、国際的に権威のあるデザイン賞だといいます。世界各国で開催されている他のデザイン賞を受賞するなど一定の評価を受けた作品の中からドイツデザイン評議会が参加作品をノミネートする点が特徴的で、ノミネート自体が名誉とされているいとしています。
「German Design Award 2023」では、「Excellent Product Design」部門において、オフィスデスク「REGAS(リーガス)」とラウンジファニチュアコレクション「Phlox(フロックス)」の2製品が、特別賞にあたる「Special Mention」を受賞したとしています。

「German Design Award 2023」受賞製品の概要

オフィスデスク「REGAS(リーガス)」

「リーガス」は、天板の上下昇降機能(高さ670-1250mm)と傾斜機能(傾斜角度0-15度)、水平天板を1台に搭載したオフィスデスクだといいます。立つ・座るなどのさまざまな姿勢に対応し、ノートPC作業や筆記作業などそれぞれのシーンで最適な姿勢をサポートするとしています。サイドの水平天板には飲み物や書類を置いたまま快適に業務ができるといいます。
受賞した「リーガス」は、これまでに2021年ドイツ「Red Dot Award 2021」のプロダクトデザイン部門にて「レッドドットデザイン賞」、ドイツの「UNIVERSAL DESIGN competition 2021」にて「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」と「UNIVERSAL DESIGN CONSUMER」、「シカゴ・グッドデザイン賞 2021」、「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しており、国内外で高い評価を獲得しているとしています。

ラウンジファニチュアコレクション「Phlox(フロックス)」

「フロックス」は、自然からインスピレーションを受けてデザインされたチェアとテーブルのコレクションだといいます。デザインスタジオRainlightとのコラボレーションによるデザインで、美しく柔らかな曲線を描いたフォルムがワークスペースの雰囲気を和らげ、よりよいアイデアやコラボレーションが生まれる空間を実現するとしています。
また、全ての部材の環境への影響を考慮して素材の選定や設計をしているといいます。チェアのシェルには、100%再生ポリプロピレン樹脂を使用し、張り材には日本の廃漁網をリサイクルしたニット素材「Re:net(リネット)」を使用。テーブルには、天然原料を100%クリーンエネルギーで生産することでカーボンニュートラルを達成したリノリウムや成長するスピードが早く特有の柄を持ちながら空間に馴染みやすい竹を使用した天板をラインアップするなど、環境への負荷が少ないサステナブルな素材を使用しているとしています。
「フロックス」は、グローバルな環境認証LEVEL®認証※を取得しているといいます。
※米国オフィス家具業界団体BIFMAによる、建築環境における家具の環境・社会的影響について、製品および製造施設、企業を評価するグローバルな環境認証

「German Design Award」の概要

ドイツデザイン評議会により2012年に設立された顕彰制度で、「Excellent Product Design」と「Excellent Communications Design」、「Excellent Architecture」の3つの部門で構成されているといいます。この賞の特徴は、優れたデザインとして一定の評価を受けた作品の中から、ドイツデザイン評議会が参加作品をノミネートする点。そのため、ノミネート自体が名誉とされているとしています。賞の構成は、各カテゴリーで「Gold(最優秀賞)」「Winner(優秀賞)」「Special Mention(特別賞)」「Nominee(ノミネート)」となっているとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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