コクヨ、イングライフがJIDAデザインミュージアムセレクション vol.24に選定
座面が360°揺れ動くグライディング機構やリビングに調和する優しいフォルムと素材感などで
コクヨは、仕事やくつろぎ、勉強、読書等、様々なワーク&ライフシーンに対応するという新発想ワーキングチェアー「ingLIFE(イングライフ)」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会によるJIDAデザインミュージアムセレクション vol.24の選定商品となったといいます。
■選定製品の紹介
2021年12月に発売した「ingLIFE(イングライフ)」は、Multi Objective Chair(マルチオブジェクティブチェアー)をコンセプトとし、仕事や学習、食事、ゲームなどの自宅での様々なシーンに対応した製品だといいます。
体の微細な動きに合わせて座面が360°揺れ動くことで、長時間心地よく座っていることのできるグライディング機能を搭載。体重に合わせて動きが調整されるため、大人だけでなく子どもの使用にも適しており、あらゆる体型・姿勢を心地よくサポートするとしています。
また、リビング空間に馴染むよう考えられたデザインを特徴としており、1脚は大人の仕事用、もう1脚は子どもの勉強用などに設置し、空間をシェアしながら一緒に集中しやすい環境を整えることが可能だとしています。
■審査員コメント
審査員コメントは以下のとおりです。
「座面が360°自由に動くグライディングメカを搭載したチェアシリーズの最新版。在宅勤務が拡大する中で、自宅のダイニングにも馴染みやすいデザインとなっている。座面のファブリック、背板の杢、背面のシェル部分などの素材の対比や座面裏の機構部分や脚の細部まで柔らかい印象の造形としている点が素晴らしい。様々な姿勢を無理なくとることができ、座る時間が長い現代の生活に対する一つの解決策である。
(審査委員/濱田 秀之氏)」
■JIDAデザインミュージアムセレクションについて
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的とするものだといいます。
今回、第24回となるJIDAデザインミュージアムセレクションは、一般並びにJIDA会員より230件の推薦があったといいます。事前投票および2回にわたる審査会を経て、ゴールドセレクション5点を含む全54点が選定されているとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)