オリバー、国際モダンホスピタルショウ2022に出展

新たな診療体験のためのソリューションを提案

オリバーは、7月13日から15日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された、「国際モダンホスピタルショウ2022」に出展しました。


同社は、デジタルインテリアソリューションプロバイダーとして、製品開発やインテリアデザインはもちろん、新たな診療体験のためのソリューションを提案するとして、「未来の診療体験を実現する『遠隔医療BOX』のコンセプトモデル」「ゲームコントローラーで予防医療の空間のインテリアを体源できる再現3D」「働く現場の効率を上げるワイヤレス充電ナースカート『AirMo』」「『これからの待合空間』を提案する待合ベンチ」などを展示しました。また、病院で働く環境に対するアンケートなども実施しました。

遠隔診療BOX

遠隔診療BOXは、質の高い診療体験を実現するという遠隔診療BOXのコンセプトモデルだといいます。「名古屋大学」、「ナゴヤガーデンクリニック」、「AZAPA」、「東芝」、「東芝インフラシステムズ」、「東芝テック」とオリバーの連携により考案したという、時間外や遠隔地だけでなく、日常的な医療アクセスにおける心身のハードルを下げる画期的なソリューションとして、さらなる開発を続けていくとしています、ブースでは実機を展示し、実証実験やシステムなどを訴求していました。


同社によると遠隔診療BOXについては、開発はすでに終了し現在は実証実験の段階だといいます。カメラセンシング技術の進化によりバイタルはもちろん患者の感情まで読み取ることができるとしています。

3D空間モデルは、インテリアデザインでホスピタリティを高める検診センターなど、オンラインで検索できる3D空間モデル内を構築するサービスも提供しているといいます。展示会では、多くの来場者が実際にVRやゲームコントローラーで操作体験をしたとしています。

チャージタイプ医療カートAirMo

チャージタイプ医療カートAirMo(エアモ)は、医療カートに搭載するノートパソコンなど機器の充電を、ナーステーブルにカートを近づけるだけで実現するというソリューション製品だといいます。充電忘れや断線などのリスクを軽減しながら、自然なコミュニケーションの場も提供するとしています。


エアモはスタッフの声から生まれた、次世代カート&ナーステーブルだといいます。パソコン・周辺機器のワイヤレス充電ができ、業務の効率化をサポートするとしています。
ワイヤレス充電のメリットとして、①充電忘れのリスクを回避、②断線のリスク回避、③ホコリがたまらない、④テーブルをミーティングの場に、⑤コミュニケーションが増える、⑥動線を広く確保できる、などとしています。

待合ベンチは、多くの施設に納入している人気のベンチシリーズや、思い思いの待ち方ができるフレキシブルベンチを展示していました。また、照明やグリーン、音や香りにもこだわった「五感に響く」これからの待合空間を提案しました。

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