プラス、新しい建築の楽しさ2020s展を開催

「+PLUS」と「Re‐SOHKO GALLERY」の2会場で

 プラスは、5月23日から6月3日まで、東京・千代田区の同社ショールーム「+PLUS」(会場A)と東京・港区の「Re‐SOHKO GALLERY」(会場B)で、第2回「新しい建築の楽しさ2020s」展を開催しました。


 今回は、建築の可能性を模索する5組の若手建築家の実施プロジェクトを模型などで紹介しました。

+PLUSでの展示の模様


 会場Aの展示プロジェクトは、「笹島高架下オフィス」=用途:事務所、所在地:愛知県名古屋市。設計:MARU。architecture(高野洋平氏+森田祥子氏)。(以下同)「お宿Onn中津川」=ホテル。岐阜県中津川市。成瀬・猪熊建築設計事務所(猪熊純氏+成瀬友梨氏)。「被爆建物を有する社屋の持続的更新計画」=工場、事務所、店舗等。広島県広島市。日吉坂事務所(寶神尚史氏)。

笹島高架下オフィスの展示


 会場Bの展示プロジェクトは、「浦安物流倉庫プロジェクト」=バス待合所・庭園。千葉県浦安市。SUGAWARADAISUKE建築事務所(菅原大輔氏)。「微笑庵」=店舗・工場。群馬県高崎市。生物建築舎(藤野高志氏)。

 「笹島高架下オフィス」は、都市インフラを身体化するとしています。名古屋駅近傍エリアの新幹線高架橋下に建つオフィスをいかに身体に近づけるか、そのための建築をつくることを目指したとしています。具体的には、高架橋という土木的スケールのインフラに対して、木の構造体によって建築的なスケールを重ね、それぞれが自立しながら交錯する関係性によって、固有の場所を生み出すことを考えました。建築が高架橋を避けてささやかに建つのではなく、高架橋と絡まって積極的に関係を持ちながら建つあり方だ、などとしています。


 6月1日にはA会場で、6月3日にはB会場でプロジェクト説明会を開催しました。
 
  

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