5/23~5/29、オフィス家具業界の主なハイライト

コクヨがユーフォリアと業務提携を実施

 2022年5月16日から5月22日までの1週間の業界の主なハイライトについては、オカムラが、同社のポータブルバッテリー「OC(オーシー)」が、ドイツの「UNIVERSAL DESIGN competition 2022」で、ユニバーサルデザインの専門家が選定する「UNIVERSAL DESIGN EXPERT」を受賞しました。同製品は、ワーカーに必要な電力量を十分に充電し持ち運べるというバッテリー。満充電で、ノートPCでは3.5回分、スマートフォンでは14回分を給電することができるといいます。

「オーシー」


 またコクヨは、ユーフォリアとの間で、業務提携を実施したといいます。ユーフォリアは、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業。スポーツ選手のコンディショニングやトレーニングに必要な情報を一括して記録・管理できるSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」の提供や、スポーツ選手のコンディション管理データ・ノウハウを活用し、ヘルスケア・フィットネス領域を中心とした企業の商品開発やマーケティングをサポートする事業等を運営しているとしています。

イトーキ、サリダCMチェアに新色3色を追加

 新製品では、イトーキが、5月27日、肘掛けをはね上げることで用途に合わせた姿勢がとれるという「サリダCMチェア」に新色3色を追加しました。同製品は3月発売した、ゆったりしたサイズとはね上げ式の肘掛けで「自由な姿勢をとりやすい」というチェアです。

「サリダCMチェア」

プラスがワークツール・ジブンイロを発売

 文具関連では、プラスが、「ジブンらしく、健やかに」をテーマに開発した、明るく優しい色調のワークツールの新ブランド「ジブンイロ」を立ち上げ、シリーズ第1弾としてポーチやスマホスタンドなど6製品を6月6日に発売します。


 コクヨは、さまざまな事情からランドセルを6年間使用しない子どもに対し、保証期間を通常よりも短い期間に設定することで、リーズナブルな価格で購入できるランドセル「6年『未満』保証ランドセル」を、同社の公式オンラインショップ「コクヨショーケース」で5月24日から販売しています。
 また、同じくコクヨは、カラーマーカー「マークタス」シリーズの累計出荷数が300万本を突破したといいます。同シリーズは、ノートがすっきりまとまる色の組み合わせにこだわったカラーマーカーで、色でまとめる「2トーン」タイプと、文字書きにも適した「2ウェイ」タイプの2種類をラインアップしています。

「マークタス」


 さらにコクヨは、読売中高生新聞と共同で、グランプリ作品がキャンパスノートの表紙を飾る、中高生を対象とした絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2022」を、6月1日から9月14日までの期間開催します。キャンパスアートアワードは、コクヨと読売中高生新聞が共催し、文部科学省と観光庁が後援する、全国の中学生・高校生を対象とした絵画コンペティションです。子どもたちの知性を育み、手書きのよさを伝えることを目的としていて、今年で8回目を迎えるといいます。

三和シヤッターがスムードSコーナータイプを発売

 建材関連業界の話題としては、三和シヤッター工業が、医療・福祉施設向け引き戸「スムードSコーナータイプ」を5月9日から発売しています。スムードSコーナータイプは、医療・福祉施設の個室内にトイレを設けた場合の引き戸として使用できるといいます。コーナー部の二面にドアを配置することにより、通常時はメインドアのみ使用、介助が必要な際はサブドアを解放することができ、狭小スペースでも大きな開口を確保するといいます。これにより、個室内のスペースを有効活用し、より広い開口を確保したトイレを設置することが可能になったとしています。

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