インターオフィス、働き方改革ＥＸＰＯに出展

家具のサブスクリプションサービスを提案

　インターオフィスは、５月１１日から１３日までの３日間、東京ビッグサイトで開催された「第１７回東京 総務・人事・経理Week 春　第９回働き方改革EXPO」に出展し、同社の法人向けの家具のサブスクリプションサービス「Fittingbox」を提案しました。
　Fittingboxは、さまざまな働き方に対応した家具を試して・使って・変えられるオフィス家具のサブスクリプションサービス。新しい働き方にチャレンジする企業をサポートするといいます。

　同社によると、ワーカーや企業にとって、働きやすい環境とは常に変化しているとしています。同サービスはそのような社会状況の変化や成長のスピードに即座に対応できるといいます。従業員の増減の度にオフィス家具の買い増しや買い替えをしなければならないという問題を、大きな初期投資を支払うことなく解決し物理的リスクの少ないオフィスを構築することができるとしています。専門のデザインスタッフが、レイアウト・図面作成・家具のアレンジまで一貫して請け負うため、新規プロジェクトの発足、ワークスタイルの変化に合わせたワークプレイス作りにも迅速に対応することが可能だといいます。

FIX PLANとPACKAGE PLAN

　同サービスは、多種多様なブランド・アイテムでオフィス空間をデザインするといいます。同社が取り扱う、ヨーロッパを中心とした国内外のクオリティの高いブランドのすべての商品を販売・サブスク（FIX PLAN）で提供が可能だとしています。「ｖｉｔｒａ.」「ａｒｔｅｋ」「ｍｕｕｔｏ」「ＣＡＲＬ ＨＡＮＳＥＮ＆ＳＯＮ」「ＨｅｒｍａｎＭｉｌｌｅｒ」「ＵＳＭ」「ｅｘｔｒｅｍｉｓ」「ｆｒａｍｅｒｙ」などのブランドの他、約100ブランド、10000アイテム以上におよぶラインナップを取り揃えているといいます。
　同サービスには、椅子一脚から自由に選べるFIX PLANとワークシーンを手軽に取り入れられるPACKAGE PLANの２つのプランがあるといいます。

　FIX PLANは、６カ月からの契約が可能で、椅子一脚から自由に商品を選ぶことができるというプラン。また、現状の働き方をヒアリングしたうえで、オフィス全体のトータルコーディネートも任せることもできるといいます。

　PACKAGE PLANは２年からの契約が可能で、オフィスに取り入れてみたい人気のワークシーンがセットになった手軽なプランだとしています。
　同プランには、オフィスの課題や目的によって選べる「ＣＯＬＬＡＢＯＲＡＴＩＯＮ（コラボレーション）」「ＦＯＣＵＳ（フォーカス）」「ＭＥＥＴＩＮＧ（ミーティング）」の３つのコンセプトと８種のパッケージプランがあるといいます。

　コラボレーションは、「multi Wall」「Seminar Cair」「Movable Table」の３プランでどれも１００００円／月。今日のオフィスに求められるアジャイルなオフィス環境に用途を限定することなく、可変性の高いワークシーンがより活発なコラボレーションを促すといいます。キャスター付きアイテムばかりなので、手持ちのデスクやスツールと合わせてさらに柔軟なオフィススペースを実現できるとしています。商品定価６０万円相当のアイテムをスタートしやすい金額でパッケージにしたといいます。そのなかのMovable TableはMapTable×3、TaskCair×2、Stool×2のパッケージ。キャスター付きのマップテーブルは気軽にテーブルの配置を変えられる、多目的に利用可能なシステムだといいます。台形の形は単独の執務にも十分な広さを確保でき、2つ合わせれば最大6人で囲うことができるとし、使わないときはスタキングすることも可能だといいます。荷物置きとしてもとっさの席としても使用可能なスタッキングスツールが付属するとしています。
　フォーカスは、「Focus Booth（10000円／月）」「Highback Sofa（10000円／月）」「Sofa Booth（25000円／月）」。オープンなオフィスのなかで重宝されるというこもれる空間は、個室・会議室を増やすのは大変ですが、家具で作り出す適度な「こもり空間」はオフィスの人気スポットになるといいます。購入するにはハードルの高い、商品定価60万～200万円相当のアイテムをリーズナブルに導入することができるとしています。
　ミーティングは、「Big Table」「High Table」（いずれも10000円／月）。会議室で行われるミーティングだけではなく、気軽な打ち合わせや偶発的なミーティングを促すようなミーティングスポットとなるようなシーンをセレクトしたといいます。いつもと異なる雰囲気での話し合いはインスピレーションを刺激するとしています。商品定価60万円程度のパッケージだとしています。

個室ブース・フラメリーのサブスクも

　さらに同社は、フィンランドのオフィスファニチャーブランド「Ｆｒａｍｅｒｙ（フラメリー）」の個室ブース「Ｆｒａｍｅｒｙ Ｏ」と「Ｆｒａｍｅｒｙ Ｑ」のサブスクリプションも提案しました。　

　今回の出展を通じて、同社は、デザイン性の高いオフィス家具のサブスクリプションというのは業界のなかでも先駆け的な形であり、オフィス家具で、デザイン性もあり、インテリアソリューションも提供できることにメリットを感じてほしいといいます。顧客の要望としては個室ブースやパーティション型のソファ、電話ブースというようなものが多く、先が見えないなか、家具になかなか投資ができない状況ではサブスクという発想が有効だとしています。