プラス、働き方改革EXPOに出展
座席管理システム・スワリーなどを提案
プラスは、5月11日から13日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第17回東京 総務・人事・経理Week 春 第9回働き方改革EXPO」に出展し、同社が展開する簡単でシンプルな座席管理システム「Suwary(スワリ―)」にスポットを当てながら、新しいフリーアドレスのコンセプト「ピアレンス」と共に展示しました。
働きたい座席やスペースをアプリで簡単予約
同社によると、オフィスのフリーアドレス化を行う企業が増加するとともに、必要な座席を予約・管理するための座席管理ツールへのニーズが高まっているといいます。
同社は4月26日から28日までの三日間、東京ビッグサイトで開催された「オルガテック東京2022」にも出展しましたが、働き方改革EXPOでは、経営者や総務・人事など、よりエンドユーザーに近い人向けにに具体的なソリューション提案を強化したといいます。コロナ禍により、オフィスを縮小して出社率が下がったところに、なにも仕組みがなく、オフィスに行ってもだれがどこにすわっているかもわからないとか、もしかしたら席が空いていないかもしれないことがあるかもしれないということもあり、そういうときのサービスとしてスワリーが有効だとしています。
スワリーは働きたい座席やスペースをアプリで簡単予約。デスクをIoT化することで働く場所を予約席にして利用できる座席管理システム。働く人みんなが使うものだから、かんたんでさっと使えるシンプルなアプリだとしています。
同製品のポイントは3つ。①使いやすいアプリ=毎日使うから、誰でも使いやすく。シンプルで洗練されたアプリで誰もが迷うことなく利用できる、②かんたんチェックイン=アプリを開いてタッチするだけ。チェックインに複雑な操作は不要アプリを起動し、かざすだけ、③利用状況分析=利用履歴を分析しオフィス改善。利用履歴をクラウドに蓄積し、オフィス改善の際に役立つ、としています。
アプリの概要は、①一覧で把握できる=現在から3カ月までのデスクの空き状況をマップと一緒に一覧で把握できる、②カンタン予約=利用したい時間帯を選択したら「予約する」ボタンで予約を完了、③お知らせ機能=予約時間になるとプッシュ通知で知らせ、スムーズな利用をサポート、④自動でチェックイン=予約したデスクにスマホを置くだけで自動でチェックイン。利用が開始されるといいます。
その他の便利機能は、①3カ月先までのスケジュール予約ができる=3カ月先の空席確認、予約ができるので、会社への計画的な出社が可能、②空予約などの無駄を解消し、効率化に役立つ=予約時間を一定時間過ぎてもチェックインがない場合、予約はシステムで自動キャンセルとなるので、空予約などの無駄を解消し、効率化に役立つ、③プロジェクトチームごとの利用も可能=ミーティングルームに1台のペーパービーコンを設置、メンバーでチェックイン・管理ができる。プロジェクトメンバーには予約情報がプッシュ通知される、④GPS座席キャンセル機能=着座途中の急な外出時、チェックアウトを忘れても、一定時間、距離が離れた場合、システムで自動的に席をリリース。座席を効率的に使用できる、⑤誰がどこにいるか検索できる=誰がどこにいるか検索可能。人を探す時間を減らす、⑥時間になったらアプリがプッシュ通知で連絡=予約時、座席利用開始・終了間際、予約終了時などにプッシュ通知が送られ、ユーザーを誘導する、⑦パソコン利用=スマートフォン同様の機能が利用可能。在庫一覧機能でオフィス全体の着座状況がわかる、⑧抽選機能(任意選択)=座席を抽選することにより、フリーアドレスの固定席化を防止。コミュニケーションの活性化をサポートする、⑨ログインIDの共有利用=Microsoft365/Googleアカウントを、SuwaryのログインIDとして共有、登録できる。アカウント管理をシンプルに、セキュアな環境で利用できるなどとしています。
近しい目的を持った仲間が集うことで高め合うピアレンス
ピアレンスとは、近しい目的を持った仲間が集うことで高め合い、相乗効果が生まれるというピア効果に着目したオフィス環境。
同社は現行のフリーアドレスを、「固定席とフリーアドレス」「タスク別のフリーアドレス」に分けて分析。固定席とフリーアドレスタイプでは、会議室と固定席もしくはランダムな座席選びに分かれていて、環境別にゾーニングされていないとし、また、タスク別のフリーアドレスでは、会議室とその他オープンミーティング、ラウンジ、電話、執務、交流、集中、ライブラリなどに細分化され、各ゾーンの意義や境界線が曖昧になるといいます。
そこで、タスクごとの移動に頼らないシンプルなゾーニングが必要だとして、オフィス内交通整理されたスマートなゾーニングを提案。「会議室」とそれ以外のゾーンを、大きく分けて「TEAM(チームゾーン)」「CALM(カームゾーン)」「ACTIVE(アクティブゾーン)」の3つにゾーニングすることを提案しました。さらに「リフレッシュスペース」をフロア中央に配置することでそれぞれのゾーンをゆるやかにつなぎ、コミュニケーションが生まれるタッチポイントにするとしています。ピアレンスでは、どんな仲間と過ごしたいかによってゾーニングすることで、ピア効果が発揮され仕事がはかどるとしています。同社は、ブース内でピアレンスのそれぞれのテーマとコンセプトを新ファニチャーシリーズ「P1(ピーワンシリーズ)」で提案しました。