遠藤照明、オルガテック東京2022に出展

Synca Green SystemやSmart LEDZ SYSTEMなどを提案

 遠藤照明は、4月26日から28日の三日間、東京ビッグサイトで開催された、オフィス家具見本市「第1回オルガテック東京2022」に出展しました。

遠藤照明の展示ブース


 同社は、「植物を枯らさない!バイオフィリックデザインの解決策!」として、植物に必要な「光」と「風」をパッケージにした「Synca Green System」と「自然の光」「色味調整」「カラー演出」を1台で備えた、次世代調光調色シリーズ「Synca(シンカ)」、照明空間マネジメントシステム「Smart LEDZ SYSTEM」、照明、光を通じて培われた空間を家具で創造するという「AbitaStyle」を提案しました。


 Synca Green Systemは、植物を枯らさないバイオフィリックデザインの解決策だといいます。室内に、植物の健康維持に必要な「自然環境」を再現するとしています。近年注目されているという空間デザイン手法バイオフィリックデザイン、そのなかでも欠かせない植物に対する光と風をパッケージした同シリーズで、生産性・創造性の高いオフィスなどの室内環境づくりをサポートするとしています。「風」は、風通しの再現として空気還流システム「fu:ryu:」が、風により植物の光合成呼吸を促進するといいます。「時」は、無線コントロールシステム「Smart LEDZ Base」で1日の時間の流れを再現。朝焼けから青空、夕暮れ、月明かりなど、時間に合わせて、光を自動的に切り替えるといいます。「光」は、次世代調光調色LED照明「Synca(シンカ)」で自然な光を再現。太陽光に近い、植物の育成(光合成や葉の形成)に必要な照度、波長を照射するとしています。
 バイオフィリックデザインとは、建物の中で自然を感じられる環境を再現する取り組みだといいます。植物だけでなく、光・水・音・香りなど、さまざまな工夫を用いることで、心理的な面でプラスに働き、業績の向上につながることがわかっているとしています。


 シンカは自然光のような幅広い色温度を実現できるといいます。従来の人工光では実現できなかった自然光の幅広い色温度を実現するといいます。自然で情緒的な光が季節や時間の移り変わりを表現できるようになったとしています。

30,000台まで制御可能な「Smart LEDZ Fit Plus」なども


 Smart LEDZ SYSTEMは、納入実績17,000件を超える無線調光システムで、以下のとおり更に進化したといいます。①250台まで制御可能な「Smart LEDZ Base」は、はじめて使用する人もわかりやすいインターフェイスでもっとも汎用性の高い無線調光システムだといいます。②250台まで制御可能な「Smart LEDZ Fit」は、無線調光器具が非調光と同価格。自由に光を操れるシンプル・お手軽システムだとしています。③30,000台まで制御可能な「Smart LEDZ Fit Plus」は、大規模な施設にもFitするという照明制御システムで、一元管理などの拡張機能もPlusできるといいます。


 AbitaStyleは、照明、光を通じて培われた空間を家具で創造するというもの。同社は、「光」を通じてさまざまな空間を創造してきたとし、 その中での経験や現場で学んだノウハウを「家具」を媒体として、インテリア空間への提案および表現に結び付けたいといいます。これが、AbitaStyleの出発点であり原点だとしています。 世界中の卓越した技術、長い歴史に裏打ちされたリラクゼーションのための構造、素材が深く吟味考慮されたデザイン等、これらのコンセプトを厳しい選択眼で検証し、スピードを高めてデザイン制作に関わっていくことこそが重要であると考えているといいます。その空間を考えるとき、誰もが描く「印象に残ったイメージ」、その研ぎ澄まされた感性により近づけるように。 また、それをより具現化することが大切であるとしています。

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