コマニー、オルガテック東京2022に出展
間づくりを五感で体感するブースを展開
コマニーは、4月26日から28日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されたオフィス家具メッセ「オルガテック東京2022」に出展しました。
同社は、今回のオルガテック東京では、同社の間づくりを五感で体感してもらうというインスタレーションを展開したといいます。
テーマは「仕掛かりの森」
テーマは「仕掛かりの森」。「間づくり」を五感で体験してもらうとして、単なる新製品の展示ではなく、仕掛かり品を森の中で成長する樹木のように配置したといいます。その森の中で、光線や炎や苔や香りなどの要素が渾然一体となった「間」に対峙しながら、一人・二人・仲間との働くの意味を感じてもらうとし、今回のオルガテックのテーマであるハイブリッドワークのヒントを同社と共に見出してもらいたいとしていました。日本建築をモチーフに間仕切文化を表現した構成の中の一人・二人・複数人がそれぞれの間でこれからの働き方を感じる・考える・語らうといいます。
コンセプトは「間づくりを世界に」
コンセプトは、「間づくりを世界に」です。同社は「間づくり」でEmpower all Lifeを実現していくといいます。「間づくり」は日本独自の環境デザインの思想。それはハード=「空間」だけでなくソフト=「時間や手間」のデザインでもあるとしています。同社はあらゆる「仲間」と共創し「間づくり」を追求・実践することで、世界中の「働く」をデザインし、社会に貢献していくとしています。
一人の空間は「悟りの間」として提案。本社のある小松市の苔なども飾りながら「あなたの人生にとって『働く』とはどんな意味がありますか」などと問いかけていました。二人の空間は「出会いの間」。丸テーブルを囲んで、「お二人でしかできない『仕事』とはなんでしょうか」と問いかけていました。
また、香りでは能登ヒバのチップを使用した提案も行いました。
製品は「WEDGE」や「KOUSHI]などを訴求
提案した製品は「WEDGE」、スチールパーティション「Xis」、ガラスパーティション「KOUSHI」など。
WEDGE(ウェッジ)は、従来のパーティションにはない懐の深さがあり、その懐の深さで実現する間はさまざまなことを可能にします。壁としての表装部 (Surface)、安全・安心に配慮した構造部 (Structure)、そして将来に渡って様々なアイデアや要望、役割を受け入れる「箱」となる収納部(Storage)の3つのレイヤー(3S layer)で構成されています。 この「3S layer」こそが、進化を続けていく為の伴であり、WEDGEの持つ高い機能性や意匠性の実現へと繋がっています。
Xisは、スピーディーでスタンダードな60厚のスチール製高耐震間仕切。スリムなベースラインが引き立つシンプルでスマートな佇まいで従来のスチールパーティションに比べ優れた遮音性能を実現しているといいます。静かで快適な室内環境づくりに貢献するとしています。
KOUSHIは、魅せながら空間を区切る。自然とコミュニケーションが生まれる、クリエイティブな空間をつくるとしています。
ベストプレゼンテーションAWARD のノミネート賞を受賞
また、同社は、オルガテック東京2022で出展者のなかから優れたブースを選ぶ「オルガテック東京2022 ベストプレゼンテーションAWARD Supported by ELLEDECOR」のノミネート賞を受賞しました。
この「ベストプレゼンテーションAWARD」は、インテリア・デザイン雑誌「ELLE DÉCOR(エル・デコ)」ブランドディレクターの木田隆子氏をはじめとしたクリエーターを選考委員に招き、全体コンセプトやデザイン性、機能性、独自性などを基準に審査が行なわれました。出展ブース63ブースの中から同社を含む10ブースがノミネート賞として受賞しました。