コクヨ、オルガテック東京2022に出展

　　コクヨは、4月26日～28日に東京ビッグサイト（南1・2ホール）で開催された世界規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2022」に出展しました。

　同社は、出展コンセプト「Anyland　新たな「　」(あらゆる)を、軽やかに」をテーマに、現在開発中（2022年末発売予定）だという新家具ブランドシリーズ「Any way（エニーウェイ）」のプロトタイプを出展しました。
　同社によると、近年のコロナ禍により、社会ではニューノーマル時代を迎え、働き方とオフィスが再定義される中で、オフィスでは、一層のコミュニケーションやコラボレーションを促進させる空間が重要になるとしています。
　今回同社では、これからの働き方のひとつの中心と考えられる“アジャイルワーク”を支え、独自のデザイン性を備えた新たなライトネス家具を提案しました。
　同社ブースでは、軽やかに動かせる家具で、あっという間に空間とワークスタイルを変え、気持ちも軽くなり、「あらゆる」ことが楽しくなる、そして同社の新しい提案と魅力を体感できるとしブース内に「Any Go Round」「Any Balloon」「Any Coaster」「Any Ride」「Any Toy」「Any Bites」６つのコーナーを設置しました。
　Any Go Round（ワクワク）は、気持ちが軽くなり心が弾んで上を向く。メリーゴーラウンドのクルクル回る楽しさと「Any Way」の可愛さを掛け合わせてワクワク感を作り出す。見て、触って、感じて、オフィス家具との楽しい関係を築く場所。

　Any Balloon(フワフワ)はバルーンがフワフワと空を浮かぶと「Any Way」も浮かぶ。Anyのシンプルで少し丸いカタチがおもちゃのように浮かび、誰もがその軽さを体験したくなる場所。

　Any Coaster（ビュンビュン）は素早くどこにでも移動できる乗り物。家具なのに空間を自由自在に動き回り、どんな場所にでもすぐに行けるような「家具×乗り物」が実現した場所。

　Any Ride（カチャカチャ）は、たくさんの「Any Way」を乗りこなしてパズルのように組み合わせる。「Any Way」に乗って、触って、動かして、自分の好きな組み合わせがすぐに簡単に作れる場所。

　Any Toy（ガチャガチャ）は、ブース見学の最後に本日の運試しとしてガチャガチャを設置。

　Any Bites（モグモグ）は、毎日１５時からドリンク＆ポップコーンを用意。リフレッシュした気分でＡｎｙＬａｎｄを楽しめるとしていました。

　同社の出展ブランド「Any way」については、同社は、オフィスは、もっとココロ弾む場所へとして、ニューノーマル時代、オフィスが再定義される中、オフィスにはよりコミュニケーション、コラボレーションの空間が求められているといいます。同社は、これからワークの中心となるアジャイルワークを支えるデザイン性の高いライトネス家具を発表。今回出展している「Any way」は、2019年発売の同社チェアー「Any（エニー）」をベースに、現在、開発中の新しい家具ブランドだとしています。
　展示した製品群は以下のとおりです。
　「Ｃｈａｉｒ」は、シンプルなデザインに軽快な機動性が特徴のチェアーシリーズ。コラボレーションワークに欠かせないさまざまなセッティングに対応したバリエーション展開です。
　「Ｔａｂｌｅ」は、空間全体に軽やかさを与える、かつてない天板の薄さと、ワーカーの気分を心地よく高めるカラーリング。省資源設計にも対応した新世代のコラボレーションテーブル。
　「Ｓｏｆａ」は、会話が弾む雰囲気を創り出す家にも置きたくなるカジュアルデザイン。個々人のアクティビティに合わせて快適に移動できる機動性を併せ持った新しい考え方のソファだといいます。
　「ＥｎｅｒｇｙＰｏｌｅ」は、自由に持ち運べ、手元からすぐに電源にアクセスできるエナジーポール。どんな空間にもノイズを生まないシンプルなデザインで、コラボレーションワークをさらに加速させるアイテムだとしています。

　２０１９年に発売した「Ａｎｙ」は、ノイズのないシンプルなデザインで、ワークエリアからカジュアルな空間にも馴染む会議イス。ワークエリアをはじめ、カフェラウンジのようなカジュアルな空間にも対応可能で、ワーク／ライフのシーンを彩るというシンプルチェアーです。座面や背もたれ面、キャスターにいたるまでチェアー全体を同色に揃え、シンプルなデザインに仕上げているといいます。ソロワーク向けの空間だけでなく、リフレッシュ向けのラウンジにもマッチする会議イスだとしています。シンプルなデザインながらも、執務用のチェアーで使用される厚手のモールドウレタンクッションを採用することで、ゆったりとした座り心地を実現し、長時間の着座が可能だとしています。
　また、水平にスタッキング収納ができるため、スムーズで効率的な空間セッティングが可能です。バリエーションは、本体とファブリック同色が4タイプ、別色が1タイプの計5タイプ用意しています。
　同社によると、テーブル、ソファ、ハイテーブル、ハイスツール、エナジーポールなど、ぞれのアイテムを自由に組み合わせることができ、anyway you like、anyway you wantという自分の好みや用途によって対応できる製品として「Ａｎｙ」を展開したとしています。　

　また、同社のブースは、今回のオルガテック東京2022で創設された、出展社のなかから優れたブースを選ぶ「オルガテック東京2022 ベストプレゼンテーションAWARD　Supported by ELLEDECOR」でグランプリを受賞しました。